アミ・ロマンティカの育て方|特徴・剪定・夏越し
アミ・ロマンティカは、白から淡いクリーム色の外側の花弁と、ピンクの中心がやさしく重なる半つる性のバラです。丸い蕾から花弁の多い花が開き、春の花を楽しめます。
枝を支柱や低いフェンスに誘引して楽しむほか、冬に枝を短めに整え、木立バラ風に管理することもできます。剪定のしかたで株の見え方や春の花数、返り咲き方が変わります。

アミ・ロマンティカ@ac画像

アミ・ロマンティカ@ac画像
タイプDのバラ |
タイプDの特徴
株には十分な生育力がありますが、夏の葉傷みを少なくして秋花につなげるには、少し管理のコツが必要です。
特に真夏の西日、水切れ、鉢の高温に注意します。
手入れが十分にできる方におすすめします。不十分ならうどんこ病・黒点病がでます。
初心者の方は、まずタイプA・B・Cから育て、バラ栽培に慣れてからタイプDに挑戦するのがおすすめです。
30秒で分かるアミ・ロマンティカ
| 作出 | フランス・メイアン、2010年 |
|---|---|
| 系統 | 半つる性(流通上はつるバラ、シュラブとも表記) |
| 花色 | 白~淡いクリーム色にピンクが重なる複色。条件によってピンクが強く出ることもあります |
| 花の大きさ | 約7~8cm |
| 花形 | 咲き始めはカップ状、開くと花弁の多いロゼット状 |
| 香り | ティー系の穏やかな香り。 |
| 開花性 | 春に多く咲き、その後も条件が合えば繰り返し咲きます |
| 樹高・樹幅 | 枝の伸長は約1.5~2m。幅は仕立て方と剪定で変わります |
| 樹形 | 半つる性 |
| 向く仕立て | 木立風・低いフェンス・トレリス・オベリスク |
| 育てやすさ | タイプD。 夏の葉を保ち、秋花を楽しむには管理に注意します |
良いところと注意点
良いところ
- 花弁の多いピンクと白の花が、数輪まとまって咲きます。
- 枝をまっすぐに支えても花がつきやすく、限られた幅のトレリスでも楽しめます。
- 木立風と低いつる仕立てのどちらも選べます。
アミ・ロマンティカの育て方
植える場所
午前中によく日が当たり、風通しのよい場所に植えます。枝が伸びる余地と、手の届く高さに誘引できる場所を確保します。真夏の西日で鉢が熱くなる場所では、鉢を二重にするなど対策を考えます。
鉢植えと地植え
鉢植え
苗の大きさに合わせて鉢を選び、生長したら8~10号鉢などに鉢増しします。つる仕立てでは鉢を安定させ、支柱やオベリスクを固定します。
地植え
水はけのよい場所を選び、近くの株や構造物との間に枝を整理できる空間を残します。低いフェンスでも枝を広げられる幅があると管理しやすくなります。
水やり
地植え
植え付け後、根付くまでは土の乾きに注意します。根付いた株でも、高温と乾燥が続き、土が乾いているときは十分に水を与えます。
鉢植え
鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるまで十分に与えます。真夏は朝の水やりを基本にし、夕方にも乾いている場合は、気温が下がってから追加します。
雨の予報だけで判断せず、実際に鉢土が湿っているかを確かめましょう。
ただし、真夏の鉢バラは別です。30℃以上の高温が予想される日は、朝の時点で鉢土に多少湿り気が残っていても、日中の水切れを防ぐため、朝の涼しい時間帯に十分な水を与えましょう。
雨の予報があっても、十分な水を与えましょう。予想が外れると水切れで根に損傷を生じます。
夕方にも鉢土が乾いている場合は、気温が下がってから追加で与えます。
肥料
以下は、当店のバラ用有機肥料「ローズサポーター」を使用する場合の目安です。株の大きさ、気温、土の状態に合わせて加減してください。
地植え・樹高1m以上の成木
- 1~2月 寒肥300g
- 6月頃 一番花後150g
- 9月頃 秋の追肥150g
小型の株や幼木は、株の大きさに合わせて減量してください。
年間使用量600gの場合、20kg入り7,500円で計算すると、バラ1株の年間肥料代は約230円です。これですべて賄えます。送料・消費税込み。
鉢植え
3~6月と9~11月は、月の前半に月1回程度を目安に与えます。東京などで高温が続く7月・8月は原則として施肥を控え、株を休ませます。
- 7号鉢 20g程度
- 8号鉢 30~40g程度
- 10号鉢 50~60g程度
- 12号鉢 70~80g程度
剪定・木立バラ風に育てる場合
枝を長く残さず、手の届く範囲で花を楽しむ仕立てです。支柱を添え、伸びた枝が倒れないようにします。
冬の剪定
東京では1月下旬~2月中旬を目安に、枯れ枝や細い枝、込み合う枝を整理します。充実した枝は前年の伸びの半分程度を目安に切り戻し、株の状態に応じて高さ約80cm~1.2mに整えます。若い株や夏に葉を失った株は浅く切り、十分な葉が出る枝を残します。一律の高さに切りそろえる必要はありません。
春の花後と夏
花がらを取り、切るとしても葉を多く残す浅切りにします。長く伸びた枝をその都度短く整えると、木立風の姿を保ちやすくなります。9月上旬の夏剪定は必須ではなく、元気な株だけ必要に応じて枝先を5~7cmほど整えます。弱った株は見送ります。
剪定・コンパクトなつるバラ風に育てる場合
高さ1.5~2m程度のトレリス、低いフェンスやオベリスクに枝を固定します。幅にも余裕を設け、脚立が必要な高さに広げない仕立てが管理しやすいでしょう。
冬の剪定と誘引
花を咲かせたい主枝を数本選び、傷んだ枝や古くなって花つきの落ちた枝を少しずつ整理します。主枝を毎冬一律に半分に切らず、支えに収まる長さを残し、無理のない角度で広げて固定します。横へ倒しにくい枝は直立気味でもかまいません。主枝から伸びた細い側枝は、株の勢いと芽の位置を見て短く整えます。
春の花後と夏
花がらを取り、葉を多く残します。次の春に使う新しい枝は、通行の邪魔にならないよう仮留めし、冬に位置を決めます。秋にも花を楽しみたい場合は枝を長く固定しすぎず、一部の枝を木立風に短めに管理する方法もあります。つる仕立てでは春に花が集中し、秋花が少なくなることがあります。
高温化した日本での夏越し
- 真夏は、朝の涼しい時間帯にたっぷりと水を与えます。30℃以上の高温が予想される・雨天が予想される日は、鉢土に多少湿り気が残っていても、日中の水切れを防ぐために朝の水やりを行いましょう。
- 強い西日や鉢の高温を避け、必要に応じて遮光、二重鉢、マルチングなどを行います。
- 6月中旬頃から9月上旬頃までは、つぼみを摘み、株を休ませる方法もあります。この方法では、四季咲きバラも春と秋を中心に咲かせる育て方になります。高温化した日本の夏は、バラにとって厳しい環境になりつつあります。
- 7月・8月は原則として肥料を控えます。日頃の管理とともに、キトサン溶液「ばら専科」を土壌灌水に使用し、夏の生育環境づくりに取り入れる方法もあります。
※「ばら専科」は農薬ではなく、病害虫を防除するための商品ではありません。
夏に花を咲かせ続けることより、葉と根を守り、秋から翌春へつなげることを優先します。
病気の葉があっても慌てないでください
黒点病の葉が数枚出ても無理に取り除かず、自然に落ちるまで残します。
日本では取り除きますが外国では残します。
葉の1割程度が黒点病になってもバラは体力にさほどの影響はないと知っているからです。黒点病の葉を1枚1枚取り除くような神経質な育て方を外国人はしません。外国人は大雑把なのです。
落葉が進み株の生育に影響するときは、バラ用農薬のラベルを確認して適切に使用してください。
アミ・ロマンティカの夏管理に「ばら専科」
枝を伸ばす半つる性のアミ・ロマンティカは、鉢の水切れ、真夏の強い西日、葉の傷みに注意します。水やりと風通しを基本に、手の届く大きさで管理しましょう。
キトサン溶液「ばら専科」は、日常の管理にあわせてバラの生育環境づくりをサポートする園芸資材です。
※「ばら専科」は農薬ではなく、病害虫を防除するための商品ではありません。

キトサン溶液「ばら専科」でバラの夏管理@AI制作画像
アミ・ロマンティカの日常的な夏管理の一つとしてご利用ください。
夏の水切れや強すぎる日差しに注意しながら育てる日常的な夏管理の一つとしてご利用ください。
完全・完璧を求めず、無理なくバラを楽しみましょう。
キトサン溶液「ばら専科」は、頑張りすぎないバラ栽培を楽しみたいあなたのための園芸用活力液です。
ばら専科 1L|バラ約5株の方に
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル1本
価格:3640円
ばら専科 1L×2本|バラ約10株の方に
商品コード:2
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル2本
価格:5400円
ばら専科 1L×3本|バラ約15株の方に
商品コード:3
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル3本
価格:7000円
ばら専科 1L×4本以上はこちらからご注文下さい
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