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ダブルノックアウトの育て方|特徴・剪定・夏越し

ダブルノックアウトは、明るい赤からローズレッドの八重の花を、房になって咲かせるバラです。一重咲きのノックアウトに比べて花びらが多く、華やかな姿を楽しめます。

病気に強く、暑さにも強い、初心者にも取り組みやすい品種です。横に枝を広げる木立性で、鉢植えにも地植えにも向いています。
 
 

ダブルノックアウト バラ

 
ダブルノックアウト@ac画像
 

ダブルノックアウト バラ

 
 ダブルノックアウト@ac画像

 

タイプBのバラ

タイプBの特徴

バラの中でも初心者にも育てやすいタイプです。

病気に強いバラでも、黒点病などにかかることはあります。

水やりや肥料、夏の暑さ対策など、基本のお手入れは必要です。

タイプA:できるだけ手間をかけずに育てたい方向き
タイプB:少し手をかけながら、きれいに育てたい方向き

※タイプA・B・C・Dは、清水園芸店独自の育てやすさ分類です。耐病性・耐暑性の2点より判断しています。

 

 

30秒で分かるダブルノックアウト

作出アメリカ・ウィリアム・ラドラー。2004年発表。国内ではメイアンの品種として紹介されることもあります。
系統国内ではフロリバンダ(FL)。海外ではシュラブローズ。
花色明るい赤~ローズレッド
花の大きさ約7~8cm
花形八重咲き・房咲き。外側の花びらがとがる剣弁高芯咲き。
香り微香。
開花性四季咲き。春から霜の降りる頃まで繰り返し咲きます。夏に休ませる場合は春と秋を中心に楽しみます。
樹高・樹幅樹高・樹幅約90~120cm。株間も約90~120cm
樹形木立性・横張り性
向く栽培方法鉢植え・地植え・花壇
育てやすさタイプB
耐病性と耐暑性に優れ、初心者にも育てやすい品種です。水やりや夏の鉢の高温対策など、基本のお手入れは必要です。

※ピンクの花を咲かせる「ピンク ダブル ノックアウト」とは別の品種です。


良いところと注意点

良いところ

  • 明るい赤い八重の花が房になって咲き、庭やベランダを華やかに彩ります。
  • 黒点病への抵抗性が高く、病気の管理にかかる手間を減らしやすい品種です。
  • 暑さにも強く、鉢植えでも花壇でも繰り返し花を楽しめます。

注意点

病気に強い品種でも、黒点病や害虫の被害が出ることはあります。また、暑さに強くても、鉢の中が高温になったり、水切れを繰り返したりすると弱ります。

横に枝葉が広がるため、株の周囲に余裕を取り、込み合った枝は冬剪定で整理しましょう。

黒点病が出てもだいじょぶ。慌てて葉を取りすぎないようにしましょう。

○葉に黒い斑点が出ても、「枯れてしまう」と心配する必要はありません。元気な株なら、一部の葉が落ちても、新しい葉を出して再び花を咲かせるでしょう。
 
○夏の水やりだけで精いっぱいで、ほかの手入れに手が回らないなら、株数を減らすことも考えてみましょう。無理なく世話できる数にすると、一株ずつ様子を見る余裕が生まれ、小さな変化にも気づきやすくなります。

 ○黒い斑点を見つけるたびに葉を取ると、株が丸裸になってしまうことがあります。 緑の部分が残っている葉は、光合成で株を支えています。自然に落ちるまで残すのも一つの方法です。ただし、落ちた病葉はこまめに拾って処分しましょう。

 

ダブルノックアウトの育て方

植える場所

午前中を中心に日が当たり、風通しのよい場所を選びます。花をよく咲かせるには、1日6時間程度の日照が一つの目安です。真夏に強い西日が長時間当たる場所では、葉や鉢が高温になりやすいため注意します。

横に枝葉が広がるため、隣のバラとは、株の中心から中心まで1m程度以上を目安に間隔を取りましょう。成長して枝葉が重なる場合は、さらに間隔を広げ、風が通る余地を残します。

鉢植えと地植え

鉢植え

苗の根鉢に合う鉢から始め、成長に合わせて植え替えます。成長した株では8~10号鉢が一つの目安です。8号は直径約24cm、10号は約30cmです。

最初から大きすぎる鉢にせず、土の乾き方と根の育ち方を見ながら選びましょう。移動が必要な場合は、土と水を含めた重さも考えてください。

地植え

水はけがよく、雨の後に水がたまり続けない場所に植えます。横に広がる樹形を考え、建物やほかの植物に近づけすぎず、葉の周囲に風が通る余地を残します。

水やり

地植え

植え付け後、根付くまでは土の乾きに注意します。根付いた株でも、高温と乾燥が続き、土が乾いているときは、土深く水が浸透するまで十分に水を与えます。

今は地植えでも水不足が起きやすくなっています。

鉢植え

普段は鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるまで十分に与えます。受け皿にたまった水は捨てましょう。

真夏は朝の涼しい時間帯に鉢土を確認し、日中の水切れに備えましょう。

暑くなる日や、日差し・風が強い日は、鉢土が乾きやすくなります。表面に多少湿り気が残っていても、日中に水切れしやすい鉢には、朝に十分な水を与えます。ただし、鉢土全体が十分にぬれている場合は、追加する必要はありません。

夕方にも確認し、土が乾いていたら追加します。

雨予報でも、鉢に十分な雨が入るとは限りません。予報だけで水やりを省かず、実際の鉢土の状態で判断しましょう。

肥料

以下は、当店のバラ用有機肥料「ローズサポーター」を使用する場合の目安です。ほかの肥料は、それぞれの使用方法に従ってください。株の大きさ、気温、土の状態に合わせて加減します。

地植え・樹高1m以上の成木

  • 1~2月:寒肥300g
  • 6月頃:一番花後150g
  • 9月頃:秋の追肥150g。暑さが続く場合や弱った株は、涼しくなり生育が戻ってから与えます。

年間使用量600gの場合、20kg入り7,500円で計算すると、バラ1株の年間肥料代は約230円です。送料・消費税込み。
※上記は地植え成木【樹高1m以上】の施肥例における計算です。小型の株や幼木は、株の大きさに合わせて減量してください。

鉢植え

3~6月と9~11月は、月1回程度を目安に与えます。7月・8月は原則として施肥を控えます。秋も、暑さが続く場合や株が弱っている場合は、再開を急がないでください。

  • 7号鉢:20g程度
  • 8号鉢:30~40g程度
  • 10号鉢:50~60g程度
  • 12号鉢:70~80g程度

▲バラ用有機肥料「ローズサポーター」の使い方・価格を見る


剪定・木立仕立て

○冬は株の形を整えます

東京では1月下旬から2月中旬頃が冬剪定の目安です。枯れた枝、傷んだ枝、細く弱い枝を取り除き、内側へ伸びる枝や交差する枝は、混み具合に合わせて整理します。

ダブルノックアウトは、木立仕立てで繰り返し花を楽しめます。元気な成木では、株全体の高さをおおむね半分程度にすることが一つの目安です。横に広がりすぎた枝も、植え場所に合わせて切り戻します。

若く枝数が少ない株や、夏に葉を多く失って十分に育っていない株は、深く切らず、今の高さの約3分の2を残す程度の浅い剪定にします。著しく弱っている株は、枯れ枝の整理など必要最小限にとどめます。

○春の花がら摘みは、できる範囲で行います

ノックアウトシリーズは、花がらを毎回摘まなくても次の花を咲かせやすいバラです。花がら摘みに追われすぎず、見た目が気になる花や傷んだ花を、できる範囲で取り除きましょう。

一枝の花が咲き終わったあと、枝が伸びすぎている場合は、葉を多く残して軽く切り戻します。

切るときは、必ず「5枚葉の上」で切ろうとしなくても大丈夫です。元気な葉を多く残し、しっかりした芽の少し上で切ることを目安にしましょう。特に弱った株は、花のすぐ下で切る程度にとどめます。

○夏はつぼみを摘み、株の体力を保つ。

ダブルノックアウトは暑さにも強く、夏も咲き続けやすい品種です。ただし、猛暑や水切れで弱った株では、花を休ませて回復を優先しましょう。

東京など夏の暑さが厳しい地域では、四季咲きのバラも、夏はつぼみを摘み、主に春と秋の花を楽しむ育て方がおすすめです。暑い夏に無理に咲かせず、株の体力を保って秋の花につなげましょう。

○夏剪定は株の体力に合わせます

夏剪定は、秋の開花時期をそろえるために枝先を切る作業です。繰り返し咲くダブルノックアウトも、必ず行う必要はありません。

東京では9月上旬が一つの目安ですが、その年の暑さや株の状態によって調整します。遅く切るほど、寒くなるまでに花が咲ききらないことがあります。

葉が多く元気な株は、必要に応じて枝先を5~7cmほど浅く切ります。これは葉を多く残すための軽い剪定の目安です。

葉が少ない株や、暑さで弱っている株は、無理に剪定せず、回復を優先しましょう。

 

暑い夏を越すための工夫

  • 強い西日や鉢の高温を避けます。必要に応じて遮光ネット、外側にもう一つ鉢を置く二重鉢、土の表面を覆うマルチングなどを取り入れます。
  • 6月中旬頃から9月上旬頃までは、つぼみを摘んで花を咲かせず、株の負担を減らす方法もあります。四季咲のバラでは実質的に春と秋の2季咲きになります。
  • 高温が続く7月・8月は原則として肥料を控え、無理に成長や開花を促さないようにします。

夏には咲かせず、葉と根を守り、秋から翌春へつなげることを優先しましょう。 
 


ダブルノックアウトの夏のお手入れと「ばら専科」

ダブルノックアウトは、明るい赤い八重の花と育てやすさが魅力のバラです。暑さに強い品種でも、夏の葉をできるだけ残して秋の花につなげるには、水切れ、強い西日、鉢の高温に注意しましょう。

まず大切なのは、水やり・日差し・風通しなど、バラが育ちやすい栽培環境を整えることです。

キトサン溶液「ばら専科」は、日々のお手入れとあわせてお使いいただける園芸用活力液です。

※「ばら専科」は農薬ではなく、病害虫を防除するための商品ではありません。

キトサン溶液「ばら専科」の夏のお手入れイメージ

夏のお手入れイメージ(AI制作画像)

完全・完璧を求めず、無理なくバラを楽しみましょう。

「ばら専科」は、頑張りすぎずにバラ栽培を楽しみたい方にお使いいただきたい園芸用活力液です。

 

ばら専科 1L|バラ約5株の方に

商品コード:1
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル1本
価格:3640円

 

ばら専科 1L×2本|バラ約10株の方に

商品コード:2
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル2本
価格:5400円


ばら専科 1L×3本|バラ約15株の方に

商品コード:3
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル3本
価格:7000円


 
※株数は商品選びの目安です。使用量は株の大きさや使用頻度によって変わります。希釈倍率・使用方法は商品案内をご確認ください。
 

ばら専科 1L×4本以上はこちらからご注文下さい

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