ゴールデン・セレブレーションの育て方|特徴・剪定・夏越し
ゴールデン・セレブレーションは、豊かな黄色のカップ咲きの花を咲かせる、デビッド・オースチン作出のイングリッシュローズです。弓なりに枝が伸び、木立風のシュラブにも、支柱に誘引するコンパクトなつるバラ風にも仕立てられます。
春を中心に、環境が整えば秋にも花を楽しめます。強いティー系の香りがありますが、香りの感じ方や花の色合いは天候・栽培環境で変わります。

ゴールデン・セレブレーション@AC画像

ゴールデン・セレブレーション@AC画像
タイプDのバラ |
タイプDの特徴
株には十分な生育力がありますが、夏の葉傷みを少なくして秋花につなげるには、少し管理のコツが必要です。
特に真夏の西日、水切れ、鉢の高温に注意します。
うどんこ病・黒点病がでやすい傾向があります。無農薬志向の方にはお勧めできません。
初心者の方は、まずタイプA・B・Cから育て、バラ栽培に慣れてからタイプDに挑戦するのがおすすめです。
30秒で分かるゴールデン・セレブレーション
| 作出 | 英国・デビッド・オースチン、1992年 |
|---|---|
| 系統 | イングリッシュローズ(シュラブ) |
| 花色 | 黄金色~濃い黄色。天候や開花の段階で変化 |
| 花の大きさ | 大輪。栽培条件で変わります |
| 花形 | 大きなカップ咲き |
| 香り | 中香・ティー系の香り |
| 開花性 | 返り咲き |
| 樹高・樹幅 | 木立風の目安:約1.25m×1.25m。株間100㎝を確保 つる仕立てでは枝がさらに長く伸びます |
| 樹形 | 枝が弓なりに伸びるシュラブ。低いつる仕立ても可能 |
| 向く仕立て | 地植えの木立風・低いトレリスやオベリスク。鉢植えは支柱と剪定が必要 |
| 育てやすさ | タイプD。 夏の高温と葉の状態を見ながら管理します |
初心者の方へ
このバラは枝がよく伸び、壁面やアーチに誘引して楽しむこともできます。ただし、大きく育てるほど真夏の遮光や水やり、枝の整理などが難しくなります。近年の暑い日本では、最初から大きなつるバラにせず、手の届く範囲でコンパクトに育てる方法もおすすめです。
良いところと注意点
良いところ
- 大きな黄金色のカップ咲きの花が、緑の葉によく映えます。
- 枝の伸ばし方で、木立風にも低いつるバラ風にも仕立てられます。
- 春の花を楽しみ、環境が整えば秋にも返り咲きます。
育てる前に知っておきたいこと
枝が弓なりに伸びるため、狭い場所では剪定や必要に応じた支柱が役立ちます。東京の真夏は高温、水切れ、鉢の過熱に注意します。秋花の量は気候と仕立て方で変わります。
ゴールデン・セレブレーションの育て方
植える場所
午前中の日を含め、日当たりと風通しのよい場所を選びます。東京の強い西日を避けられる場所なら、夏の葉や鉢の過熱を抑えやすくなります。つる仕立てでは、枝を結びつけられる丈夫な支柱を設け、作業できる空間を確保します。
鉢植えと地植え
鉢植え
枝が長く伸びるため、成長後は10号程度以上の安定した鉢を目安にし、必要に応じて支柱を使います。最初から大きな鉢にするのではなく6号鉢から始めて、株の成長に合わせて植え替えます。鉢が大きすぎると移動が負担になるため、長く管理できる大きさを選びましょう。
地植え
水はけがよく、雨の後に水がたまり続けない場所に植えます。建物やほかの植物に近づけすぎず、葉の周囲に風が通る余地を残します。
水やり
地植え
植え付け後、根付くまでは土の乾きに注意します。根付いた株でも、高温と乾燥が続き、土が乾いているときは十分に水を与えます。
鉢植え
鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるまで十分に与えます。真夏は朝の水やりを基本にし、夕方にも乾いている場合は、気温が下がってから追加します。
雨の予報だけで判断せず、実際に鉢土が湿っているかを確かめましょう。
ただし、真夏の鉢バラは別です。30℃以上の高温が予想される日は、朝の時点で鉢土に多少湿り気が残っていても、日中の水切れを防ぐため、朝の涼しい時間帯に十分な水を与えましょう。
雨の予報があっても、十分な水を与えましょう。予想が外れると水切れで根に損傷を生じます。
夕方にも鉢土が乾いている場合は、気温が下がってから追加で与えます。
肥料
以下は、当店のバラ用有機肥料「ローズサポーター」を使用する場合の目安です。株の大きさ、気温、土の状態に合わせて加減してください。
地植え・樹高1m以上の成木
- 1~2月 寒肥300g
- 6月頃 一番花後150g
- 9月頃 秋の追肥150g
小型の株や幼木は、株の大きさに合わせて減量してください。
年間使用量600gの場合、20kg入り7,500円で計算すると、バラ1株の年間肥料代は約230円です。これですべて賄えます。送料・消費税込み。
鉢植え
3~6月と9~11月は、月の前半に月1回程度を目安に与えます。東京などで高温が続く7月・8月は原則として施肥を控え、株を休ませます。
- 7号鉢 20g程度
- 8号鉢 30~40g程度
- 10号鉢 50~60g程度
- 12号鉢 70~80g程度
剪定・仕立て方を選ぶ
東京では1月下旬~2月中旬頃に、枯れ枝や傷んだ枝、込み合う枝を整理します。株の大きさと葉の残り方に応じて切る量を調整します。
木立バラ風に仕立てる場合
冬に外へ伸びすぎた枝を切り戻し、手が届く高さの株を目指します。元気な成木は前年に伸びた枝を半分程度に整えることを一つの目安とし、若い株や弱った株は3分の2程度の高さを残して浅く切ります。長い枝を毎年整理するため、春の花数が減ることがあります。
コンパクトなつるバラ風に仕立てる場合
低いトレリスや1.5~2m程度のオベリスク、小さめのアーチを使い、伸びた元気な主枝を数本選んで扇状または緩やかに斜めへ誘引します。主枝は毎年短く切りそろえず、冬にそこから出た花枝(側枝)を整理します。支柱より長くなった枝は、支えられる範囲に切り戻してください。無理に太い枝を曲げず、誘引と剪定は手の届く範囲で行います。つる仕立てでは春の花を中心に考え、秋の花つきは木立風より少なくなることがあります。
花後と夏の剪定
春の花後は花がらを取り、葉を多く残すよう浅く切ります。東京の9月上旬に葉が十分ある元気な株なら、必要に応じ枝先を5~7cmほど整えます。葉が少ない株や暑さで弱った株は切らずに休ませ、冬に株の形を整えます。夏剪定は必須ではありません。
高温化した日本での夏越し
- 真夏は、朝の涼しい時間帯にたっぷりと水を与えます。30℃以上の高温が予想される・雨天が予想される日は、鉢土に多少湿り気が残っていても、日中の水切れを防ぐために朝の水やりを行いましょう。
- 強い西日や鉢の高温を避け、必要に応じて遮光、二重鉢、マルチングなどを行います。
- 6月中旬頃から9月上旬頃までは、つぼみを摘み、株を休ませる方法もあります。この方法では、四季咲きバラも春と秋を中心に咲かせる育て方になります。高温化した日本の夏は、バラにとって厳しい環境になりつつあります。
- 7月・8月は原則として肥料を控えます。日頃の管理とともに、キトサン溶液「ばら専科」を土壌灌水に使用し、夏の生育環境づくりに取り入れる方法もあります。
※「ばら専科」は農薬ではなく、病害虫を防除するための商品ではありません。
夏に花を咲かせ続けることより、葉と根を守り、秋から翌春へつなげることを優先します。
病気の葉があっても慌てないでください
病気の症状が見られることもあります。ゴールデン・セレブレーションは枝がよく伸びますが、栽培環境によって葉に病気が出て、落葉することがあります。
葉が数枚傷んでも、直ちに栽培の失敗ということではありません。
病気になった葉でも、緑色の部分が残っていれば光合成を行っています。無理に取り除かず、自然に落葉するまで残してもかまいません。葉を取りすぎないことが、株の生育を守ることにつながります。
病気が広がり、株の生育に影響する場合は、バラ用農薬を、ラベルに従って適切に使用してください。
ゴールデン・セレブレーションの夏管理に「ばら専科」
ゴールデン・セレブレーションは黄金色の大きな花と伸びやかな枝が魅力の品種です。夏の葉をできるだけ残して秋につなげるには、真夏の水切れ、強い西日、鉢の高温などに注意します。
まず大切なのは、水やり・日差し・風通しなど、バラが育ちやすい栽培環境を整えることです。
キトサン溶液「ばら専科」は、こうした基本的な夏管理とあわせて、バラの生育環境づくりをサポートする園芸資材です。
※「ばら専科」は農薬ではなく、病害虫を防除するための商品ではありません。

キトサン溶液「ばら専科」でバラの夏管理@AI制作画像
夏の水切れや強すぎる日差しに注意しながら育てるゴールデン・セレブレーションの日常的な夏管理の一つとしてご利用ください。
ばら専科 1L|バラ約5株の方に
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル1本
価格:3640円
ばら専科 1L×2本|バラ約10株の方に
商品コード:2
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル2本
価格:5400円
ばら専科 1L×3本|バラ約15株の方に
商品コード:3
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル3本
価格:7000円
ばら専科 1L×4本以上はこちらからご注文下さい
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