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オデュッセイアの育て方|特徴・剪定・夏越し

オデュッセイアは、深い赤紫色の花弁がゆるやかに波打つ、香りの強いシュラブローズです。直立気味の枝に中輪の花を咲かせ、花色は季節や咲き進み方によって変化します。

冬に短めに整える木立風仕立てと、枝を残して低いトレリスへ誘引する仕立ての両方ができます。夏に無理をさせず、春と秋の花を楽しむ育て方にも向きます。

 

オデュッセイア

オデュッセイア@AC画像

オデュッセイア

オデュッセイア@AC画像
 

タイプDのバラ

タイプDの特徴

株には十分な生育力がありますが、夏の葉傷みを少なくして秋花につなげるには、少し管理のコツが必要です。

特に真夏の西日、水切れ、鉢の高温に注意します。

手入れが十分にできる方におすすめします。不十分ならうどんこ病・黒点病がでます。

初心者の方は、まずタイプA・B・Cから育て、バラ栽培に慣れてからタイプDに挑戦するのがおすすめです。
 

30秒で分かるオデュッセイア

作出日本・木村卓功、2013年
系統・樹形シュラブ・直立気味に伸びる半つる性
花色・花形黒赤から赤紫系・波打つ花弁の中輪
香り強香。ダマスク系にハーブやスパイスを思わせる香り
開花性四季咲き。春と秋を中心に楽しめる
樹高・向く仕立て約1.5~2mに伸びる。木立風、低いフェンスやトレリス
育てやすさタイプD。葉を保つ管理と夏の鉢の乾燥に注意

 

良いところと注意点

良いところ

  • 赤紫の深い花色と、ダマスク系の豊かな香りを楽しめます。
  • 枝が比較的まっすぐ伸び、鉢植えでも地植えでも仕立てを選べます。
  • 元気な株では春だけでなく秋の花も期待できます。

 

オデュッセイアの育て方

植える場所

午前中を中心に日が当たり、風通しのよい場所を選びます。つる仕立てでも手の届く範囲に支柱を設け、ほかの植物や通路をふさがないだけの余地を確保します。東京の真夏は強い西日に注意します。

鉢植えと地植え

鉢植え

小さな苗は成長に合わせて鉢増しし、木立風なら8~10号、低いつる仕立てなら10号程度を管理の目安にします。枝が伸びると風で倒れやすいため、支柱と鉢をしっかり固定します。鉢を毎日動かす前提にせず、夏の置き場所も先に決めましょう。

地植え

水はけのよい場所に植え、直立気味に伸びる枝の高さを考え、周囲に余裕を取ります。つる仕立ての誘引先は、冬でも安全に剪定できる高さにします。

水やり

地植え

根付くまでは乾燥に注意します。成木でも猛暑と乾燥が続き、土が乾いているときは十分に水を与えます。

鉢植え

通常は鉢土の乾きを確認し、鉢底から水が出るまで与えます。真夏は朝の涼しい時間に水を与え、夕方に乾いていれば追加します。高温の日は朝に多少湿り気があっても、鉢の重さや土の状態を見て日中の水切れを避けます。雨の予報だけで水やりを省かず、実際の土を確かめましょう。

ただし、真夏の鉢バラは別です。30℃以上の高温が予想される日は、朝の時点で鉢土に多少湿り気が残っていても、日中の水切れを防ぐため、朝の涼しい時間帯に十分な水を与えましょう。

雨の予報があっても、十分な水を与えましょう。予想が外れると水切れで根に損傷を生じます。

夕方にも鉢土が乾いている場合は、気温が下がってから追加で与えます。

肥料

以下は当店の「ローズサポーター」を使用する場合の目安です。株の大きさと気温に合わせて加減します。

地植え・樹高1m以上の成木

  • 1~2月:寒肥300g
  • 6月頃:一番花後150g
  • 9月頃:秋の追肥150g

幼木や小さく仕立てた株は減量します。

年間使用量600gの場合、20kg入り7,500円で計算すると、バラ1株の年間肥料代は約230円です。これですべて賄えます。送料・消費税込み。

鉢植え

3~6月と9~11月は月1回程度。高温が続く7~8月は原則として施肥を控えます。

  • 7号鉢:20g程度
  • 8号鉢:30~40g程度
  • 10号鉢:50~60g程度
  • 12号鉢:70~80g程度

▲バラ用有機肥料「ローズサポーター」を見る


剪定と仕立てを選ぶ

木立バラ風に育てる場合

東京では1月下旬~2月中旬頃に、枯れ枝、傷んだ枝、細い枝を整理します。元気な成木なら前年に伸びた枝をおおむね半分程度に整え、株全体を手の届く高さにします。若株や夏に葉を多く失った株は、元の高さの3分の2ほどを残す浅めの剪定を選びます。枝先に花をつける余地を残し、毎年一律の高さに切りそろえないようにします。

春の花後は花がらを取り、葉をなるべく残す浅い剪定にします。夏剪定は必須ではありません。9月上旬に葉の多い元気な株だけ枝先を5~7cmほど切り、暑さで弱った株は見送ります。

コンパクトなつるバラ風に育てる場合

高さ約1.5~1.8m、幅約1~1.5mのトレリスや低いフェンスが目安です。冬は元気な長い主枝を数本残し、切り詰めずに支柱に沿わせます。無理に水平へ曲げず、枝の曲がる範囲で斜めに誘引します。枯れた枝や古く弱った枝を整理し、横に出る細い枝は支柱の大きさに合わせて短くします。

春の花後は花がらを取り、翌年使う新しい枝を育てます。大きくはみ出す枝だけ調整し、秋花を楽しみたい場合は夏の葉を残すことを優先します。つる風に固定して長い枝を残すと、木立風より秋の花が少なくなることもあるため、毎年の花つきを見ながら仕立てを選びましょう。


高温化した日本での夏越し

  • 鉢植えは朝の水やりと鉢土の確認を優先し、強い西日には遮光や二重鉢、マルチングを検討します。
  • 6月中旬頃から9月上旬頃までは、つぼみを摘んで株を休ませる方法もあります。その場合は春と秋を中心に楽しみます。
  • 7~8月は原則として肥料を控えます。支柱に伸ばした枝も、水切れと葉焼けに注意します。

夏に咲かせ続けることより、葉と根を守って秋から翌春につなげます。

病気の葉があっても慌てないでください

黒点病等で葉が数枚傷んでも、緑色の部分が残る葉は無理にむしらず、自然に落葉するまで残します。

日本では黒点病等が出ると、その葉と周辺の葉を取り除きますが、外国の人はこのような神経質すぎることをしません。自然と落葉するまで枝につけます。

バラは黒点病で1割程度の葉が傷んでも十分に育つものです。3割落葉しても立ち直るほど強健な植物です。
 
病気が広がり株の生育に影響するときは、バラに適用のある農薬をラベルに従って使ってください。

オデュッセイアの夏管理に「ばら専科」

オデュッセイアは夏に枝が伸びやすく、鉢では水切れと葉傷みに注意が必要です。水やり、日差し、風通しなどの栽培環境を整えることが大切です。キトサン溶液「ばら専科」は、日常の夏管理とあわせて生育環境づくりに用いる園芸資材です。

※「ばら専科」は農薬ではなく、病害虫を防除するための商品ではありません。

キトサン溶液ばら専科の案内

キトサン溶液「ばら専科」でバラの夏管理@AI制作画像

オデュッセイアの日常的な夏管理の一つとしてご利用ください。

完全・完璧を求めず、無理なくバラを楽しみましょう。
キトサン溶液「ばら専科」は、頑張りすぎないバラ栽培を楽しみたいあなたのための園芸用活力液です。

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ばら専科 1L×4本以上はこちらからご注文下さい

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