オールドブラッシュ
オールドブラッシュは、やわらかなピンク色の花を繰り返し咲かせる、古くから親しまれてきたチャイナ系のバラです。
花は約5~6cmの中輪で、整いすぎない自然な花形と、やさしい色合いが魅力です。華やかな大輪バラとは違った、どこか懐かしく穏やかな雰囲気があります。
特に注目したいのが、繰り返しよく咲く性質です。オールドブラッシュをはじめとするチャイナローズの四季咲き性は、その後のバラの育種に大きな影響を与えました。
このページでは、オールドブラッシュの特徴から、肥料、水やり、剪定、近年の暑い日本に合わせた夏越しまで、育て方を詳しくご紹介します。
オールドブラッシュ
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オールドブラッシュ@ac画像

オールドブラッシュ@ac画像
オールドブラッシュはタイプBのバラです。 |
タイプBの特徴
丈夫で、初心者にも比較的育てやすいタイプです。
基本的な水やり、肥料、剪定を行いながら育てれば、長く楽しむことができます。
農薬だけに頼らない栽培にも取り組みやすいバラです。
タイプA:できるだけ手間をかけずに育てたい方向き
タイプB:少し手をかけながら、きれいに育てたい方向き
30秒で分かるオールドブラッシュ
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 系統 | チャイナ(Ch) |
| 花色 | 淡いピンク~ローズピンク |
| 花の大きさ | 約5~6cm |
| 花形 | 半八重~八重咲き |
| 香り | 微香 |
| 開花性 | 四季咲き・繰り返しよく咲く |
| 樹高 | 木立仕立てで約100~120cm程度が目安 |
| 樹形 | 木立性・半直立 |
| 仕立て方 | 鉢植え・地植え・花壇 |
| 育てやすさ | タイプB・丈夫で繰り返し咲かせやすい |
オールドブラッシュの魅力
オールドブラッシュの魅力は、やさしいピンク色の花を繰り返し咲かせることです。
一輪の豪華さを楽しむというより、小ぶりな花が次々と咲く自然な姿を楽しむバラです。
春だけで終わらず、その後も繰り返して花を楽しめる性質を持っています。
また、オールドブラッシュはバラの歴史を語るうえでも重要な品種です。
中国から伝わったチャイナローズの四季咲き性は、その後のヨーロッパでのバラ育種に大きな影響を与え、現代の四季咲きバラへとつながっていきました。
美しいだけでなく、「現在の四季咲きバラにつながる歴史を楽しめるバラ」といえるでしょう。
育てる前に知っておきたいこと
オールドブラッシュは、現代の大輪バラのような豪華さを求める品種ではありません。
花は比較的小さく、花形にも自然な変化があります。
その一方で、繰り返し咲きやすく、株全体にやわらかな雰囲気があります。
一輪の完成度よりも、自然な株姿と繰り返し咲く花を楽しみたい方におすすめです。
鉢植え・地植えのどちらでも育てられます
オールドブラッシュは木立性のチャイナローズです。
木立仕立てでは樹高100~120cm程度を目安に管理できます。
枝は比較的細く、現代のハイブリッド・ティーのように太い枝を直線的に伸ばすというより、自然でやわらかな株姿になります。
鉢植えでも地植えでも育てることができます。
地植えの場合は、周囲の風通しを確保できるよう、余裕をもって植え付けましょう。
育て方
○ 植える場所
日当たりと風通しのよい場所を基本とします。
ただし、近年の日本の夏は非常に暑いため、一日中強い直射日光が当たることが必ずしも理想とは限りません。
特に鉢植えでは、真夏の強い西日や鉢の高温に注意します。
夏は朝に日が当たり、午後は強すぎる日差しを避けられる場所があれば管理しやすくなります。
○ 水やり
地植え
昔は、地植えのバラは雨だけでも育つとされてきました。
しかし猛暑が続く現在は、雨が少なく土が乾いているときには、地植えでも水分不足になることがあります。
高温・乾燥が続くときは、地植えのバラにも十分な水を与えましょう。
鉢植え
真夏は朝の水やりを基本にし、鉢底から十分に水が流れるまで与えます。
乾燥が強い日は、数分後にもう一度与えてもよいでしょう。
夕方に鉢土が乾いている場合は、気温が下がってから追加します。
雨予報の日でも、鉢土が乾いていれば水を与えます。
○ 肥料
オールドブラッシュは繰り返し花を咲かせますが、肥料を多く与えればよいというものではありません。
特に夏は高温によって根の活動が低下します。また土が乾燥すると、肥料が根の負担になることがあります。
そのため、7月・8月の高温期は肥料を与えず、株を休ませます。
以下は、当店販売の有機バラ肥料「ローズサポーター」を使用する場合の目安です。
地植え・樹高1m以上の成木
- 1~2月 寒肥 300g
- 6月頃 一番花後 150g
- 9月頃 秋の追肥 150g
小型の株・幼木期のバラは減量してください。
樹高1m以上の成木のバラなら、1株あたりの年間肥料代は約230円が目安です。
※ローズサポーター20kgをご購入の場合。
鉢植え
3月・4月・5月・6月・9月・10月・11月は、月の前半に月1回程度を目安に、鉢の大きさに合わせて与えます。
ただし、7月・8月の高温期は休ませます。
- 7号鉢 20g程度
- 8号鉢 30~40g程度
- 10号鉢 50~60g程度
- 12号鉢 70~80g程度
剪定(仕立て方)
木立仕立て
オールドブラッシュは、自然な枝ぶりを楽しめるバラです。
現代のハイブリッド・ティーのように毎年強く切り詰めるより、細い枝も適度に残しながら株全体を整える剪定が向いています。
冬は枯れ枝、弱すぎる枝、込み合った枝を整理し、残した枝を適度に切り戻します。
オールドブラッシュ本来の自然な樹形を楽しむなら、冬剪定で切りすぎないことがポイントです。
春から秋は、花が終わった枝を浅く切り戻します。
元気な葉をできるだけ残しながら、次の開花につなげましょう。
9月になっても暑さが続く年や、夏に葉を多く落とした株では、秋剪定は軽めにします。
株の回復を優先し、無理に深く切り戻す必要はありません。
猛暑時代のバラの夏越し
これからのバラ栽培では、夏に無理に花を咲かせるより、株と葉を守って秋につなぐことを大切にします。
1.7月・8月は休ませる
オールドブラッシュは繰り返し咲くバラですが、真夏まで花を咲かせ続ける必要はありません。
猛暑の時期は蕾を早めに摘み、特に若い株や夏に弱っている株では、無理に花を咲かせず休ませます。
2.元気な葉を残す
7~8月は強く剪定せず、元気な葉をできるだけ残します。
夏に多少葉が傷んでも、株全体が元気なら過度に心配する必要はありません。
3.真夏の強すぎる日差しと鉢の高温に注意
西日が強く葉傷みが続く場所では、午後の強い日差しを遮光ネットなどで和らげる方法もあります。
鉢植えでは、可能であれば朝は日が当たり、午後は明るい半日陰になる場所が夏越しには適しています。
鉢そのものが強い直射日光で高温になり続ける場所では、二重鉢などで鉢の温度上昇を和らげる方法もあります。
オールドブラッシュの夏管理に「ばら専科」
タイプBのオールドブラッシュは比較的丈夫なバラですが、近年の猛暑では、水切れ、西日、鉢の高温など夏特有のストレスをできるだけ少なくする管理が大切です。
まずは、水やり、置き場所、鉢の温度、風通しなど、バラが育ちやすい栽培環境を整えましょう。
そのうえで、日常の夏管理の一つとしてキトサン溶液「ばら専科」もご利用いただけます。
「ばら専科」は、バラの生育環境づくりをサポートする園芸資材です。
※農薬ではなく、病害虫を防除するための商品ではありません。

キトサン溶液「ばら専科」でバラの夏管理@AI制作画像
オールドブラッシュの日常的な夏管理の一つとしてご利用ください。
ばら専科 1L|バラ約5株の方に
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル1本
価格:3640円
ばら専科 1L×2本|バラ約10株の方に
商品コード:2
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル2本
価格:5400円
ばら専科 1L×3本|バラ約15株の方に
商品コード:3
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル3本
価格:7000円
ばら専科 1L×4本以上はこちらからご注文下さい