スカーレットボニカ
スカーレットボニカは、鮮やかなスカーレット赤の花を房になって繰り返し咲かせる、フランス・メイアン社作出の木立バラです。
コンパクトにまとまりやすく、耐病性にも優れ、鉢植えや花壇で育てやすい品種です。
スカーレットボニカ

スカーレットボニカ@ac画像

スカーレットボニカ@ac画像
スカーレットボニカはタイプBのバラです。 |
とても病気に強く、育てやすいバラ
病気にとても強く、農薬を使わなくても比較的育てやすいバラです。
ただし、病気がまったく出ないわけではありません。
それでも、病気が株全体に広がりにくく、上部の葉を比較的きれいに保ちやすいのが、このタイプの大きな特徴です。
多少の病斑や葉の傷みを気にしなければ、薬剤散布を少なくして育てることもできます。
「病気にならないバラ」ではなく、「病気が出ることはあっても、比較的管理しやすいバラ」と考えるとよいでしょう。
タイプAとの違い。
タイプAはバラ栽培に手間をできるだけかけたくない方向き。
タイプBはタイプAより丁寧さが求められます。
30秒で分かるスカーレットボニカ
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 系統 | フロリバンダ系・木立バラ |
| 花色 | 鮮やかなスカーレット赤~朱赤 |
| 花の大きさ | 約7~8cm |
| 花形 | 丸弁平咲き・咲き始めはロゼット状 |
| 香り | 微香 |
| 開花性 | 四季咲き |
| 樹高・樹幅 | 樹高約70~100cm・樹幅約60~100cm |
| 樹形 | コンパクトな半横張り性 |
| 仕立て方 | 鉢植え・地植え・花壇 |
| 育てやすさ | タイプB・初心者にもおすすめ |
このバラの良いところ
・鮮やかな赤い花を房になって咲かせる
・春から秋まで繰り返し咲きやすい
・耐病性が高い
・コンパクトで鉢植えにも向く
育てる前に知っておきたいこと
・香りは微香です
・枝にはとげがあります
・横張り気味なので通路際では枝を整理します
・真夏は花が小さくなることがあります
コンパクトな木立バラとして育てます
スカーレットボニカは、フロリバンダ系の木立バラです。
樹高は約70~100cm程度で、比較的コンパクトにまとまりやすく、鉢植えや花壇にも利用できます。
つるバラのように枝を長く誘引して育てる品種ではありません。
こんな方におすすめです
鮮やかな赤いバラを育てたい方
病気に強いバラを選びたい方
鉢植えでコンパクトに育てたい方
春から秋まで花を楽しみたい方
育て方
○水やり
地植え
春・秋・冬は、十分に根付いた株なら通常は雨を利用できます。
真夏に晴天が続いて土の中まで乾いている場合は、朝の涼しい時間に株元へたっぷり水を与えます。
鉢植え
春と秋は、鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるまでたっぷり与えます。
真夏は朝の水やりを基本にします。夕方に鉢土が乾いている場合は、気温が下がってから追加します。
○肥料
以下は、当店販売の有機バラ肥料「ローズサポーター」を使用する場合の目安です。
地植え・樹高1m以上の成木
1~2月 寒肥 300g
6月頃 一番花後 150g
9月頃 秋の追肥 150g
スカーレットボニカのような樹高1m未満の株では、上記より1~2割程度少なめを目安にします。
幼木は半量程度から始め、株の成長に合わせて調整してください。
7月・8月の高温期は肥料を控えます。
1株あたりの年間肥料代は約230円です。
※ローズサポーター20kgをご購入の場合の目安です。
鉢植え
7月・8月を除き、月1回程度を目安に鉢の大きさに合わせて有機バラ肥料「ローズサポーター」を与えます。
7号鉢 20g程度
8号鉢 30~40g程度
10号鉢 50~60g程度
12号鉢 70~80g程度
真夏は株の状態をよく観察し、場合によっては施肥を止める等、無理な施肥を避けます。
○剪定
冬剪定
1~2月頃に枯れ枝、細い枝、内向きの枝、交差する枝を取り除き、株の高さをおおむね2分の1程度に切り戻します。
花後剪定
房全体の花が終わったら、花房の下にある元気な5枚葉を残して切ります。
夏剪定
秋にも花を楽しみたい場合は、9月上旬頃を目安に枝先を軽く整えます。
暑さで葉が少なくなっている株は、剪定せず回復を優先します。
猛暑時代のバラの夏越し
近年の夏は暑さが厳しくなっています。
これからのバラ栽培では、夏に無理に花を咲かせるより、株と葉を守って秋につなぐことを大切にします。
1.真夏は蕾を摘む
猛暑の時期は、蕾を早めに摘んで花を休ませる方法があります。
特に若い株や夏に弱っている株では、無理に咲かせないことをおすすめします。
2.元気な葉を残す
7~8月は強く剪定せず、元気な葉をできるだけ残します。
3.真夏の強すぎる日差しを避ける
バラは日光を好みますが、真夏の強烈な日差しや西日で葉が傷むことがあります。
強い西日が長時間当たる場所では、必要に応じて遮光ネットなどを利用して日差しを和らげます。
鉢植えは、朝は日が当たり、午後は明るい半日陰になる場所へ移動する方法もあります。
4.昔は50~100株、今は5~15株
昔は、庭が広ければ50~100株のバラを育てることもできました。
しかし猛暑が続く今は、株数が多いほど夏の作業時間が増え、熱中症のリスクも高まります。
これから大切なのは、暑い夏でも無理なく世話を続けられる株数にすることです。
昔は50~100株
今は5~15株
少ない株を無理なく、長く楽しむ。
これが、猛暑時代の新しいバラ栽培です。
スカーレットボニカの夏管理に「ばら専科」
スカーレットボニカは暑さに比較的強いタイプのバラですが、真夏の水切れや強い西日には注意が必要です。
まずは水やり・遮光・風通しなどの基本管理を行います。
キトサン溶液「ばら専科」は、こうした夏の基本管理とあわせて、生育環境づくりに利用する園芸資材です。
※「ばら専科」は農薬ではなく、病害虫を防除するための商品ではありません。

バラの夏管理@AI制作画像
夏の水切れや強い日差しに注意しながら育てるスカーレットボニカの、日常的な夏管理の一つとしてご利用ください。
ばら専科 1L|バラ約5株の方に
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル1本
価格:3640円
ばら専科 1L×2本|バラ約10株の方に
商品コード:2
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル2本
価格:5400円
ばら専科 1L×3本|バラ約15株の方に
商品コード:3
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル3本
価格:7000円
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バラ栽培コラム