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スカーレットボニカの育て方|特徴・剪定・夏越し

スカーレットボニカは、朱色を帯びた鮮やかな赤い花を、房になって咲かせるコンパクトなバラです。花びらが重なる八重の花と、つやのある濃い緑の葉が庭を彩ります。

黒点病やうどんこ病に強く、初めてバラを育てる方にも取り組みやすい品種です。枝はやや横に広がり、鉢植えや花壇の手前にも向いています。

スカーレットボニカ

スカーレットボニカ バラ

 
スカーレットボニカ@AC画像

スカーレットボニカ バラ

 
スカーレットボニカ@AC画像
  

タイプBのバラ

タイプBの特徴

バラの中でも初心者にも育てやすいタイプです。

病気に強いバラでも、黒点病などにかかることはあります。

水やりや肥料、夏の暑さ対策など、基本のお手入れは必要です。

タイプA:できるだけ手間をかけずに育てたい方向き
タイプB:少し手をかけながら、きれいに育てたい方向き

※タイプA・B・C・Dは、清水園芸店独自の育てやすさ分類です。耐病性・耐暑性の2点より判断しています。

 

30秒で分かるスカーレットボニカ

作出・発表フランス・メイアン、2015年発表
系統フロリバンダ(FL・房咲き)
花色朱色を帯びた鮮やかな赤(スカーレット赤)
花の大きさ約7~8cm
花形丸弁の八重咲き。開くと平咲きになり、房になって咲きます。
香り微香。
開花性四季咲き。夏に休ませる場合は春と秋を中心に楽しみます。
樹高・樹幅樹高約60~90cm。樹幅は約60~70cmを目安に、株間は80~100cm程度を目安にします。
樹形木立性・半横張り性。
向く栽培方法鉢植え・地植え・花壇の手前
育てやすさタイプB
黒点病やうどんこ病に強く、初心者にも育てやすい品種です。


良いところと注意点

良いところ

  • 鮮やかな赤い八重の花が房になって咲き、庭のアクセントになります。
  • 黒点病やうどんこ病に強く、葉を保ちやすい品種です。
  • コンパクトにまとまり、鉢植えや花壇の手前でも楽しめます。
  • 繰り返し花を咲かせるため、長く花を楽しめます。

注意点

枝が横に広がるため、小さな苗のときから周囲に余裕を取って植えます。枝にはとげがあるので、お手入れには手袋を使いましょう。

鉢植えでは特に、水切れと鉢の高温に注意します。

黒点病が出ても、慌てて葉を取りすぎないようにしましょう

○葉に黒い斑点が出ても、すぐに「枯れてしまう」と心配する必要はありません。元気な株なら、一部の葉が落ちても、新しい枝葉を伸ばして回復することがあります。回復の早さや次の開花は、株の状態や季節によって変わります。

○黒い斑点を見つけるたびに葉を取ると、株が丸裸になってしまうことがあります。緑の部分が残っている葉は、光合成で株を支えています。自然に落ちるまで残すのも一つの方法です。ただし、落ちた病葉はこまめに拾って処分しましょう。

○夏の水やりだけで精いっぱいで、ほかの手入れに手が回らないなら、株数を減らすことも考えてみましょう。無理なく世話できる数にすると、一株ずつ様子を見る余裕が生まれます。

 

スカーレットボニカの育て方

植える場所

午前中を中心に4~6時間ほど日が当たり、風通しのよい場所を目安にします。花つきには日照が必要ですが、真夏に強い西日が長時間当たる場所では、葉や鉢が高温になりやすいため注意します。

背丈が低めなので、花壇では手前に植えると花を見やすくなります。周囲の植物に埋もれない場所を選びましょう。

隣の木立バラとは、株の中心から中心まで80cm~1m程度を目安に間隔を取ります。枝が横に広がり、隣の株と重なる場合は、さらに間隔を広げて風が通る余地を残します。

鉢植えと地植え

鉢植え

苗の根鉢に合う鉢から始め、成長に合わせて植え替えます。成長した株では8~10号鉢が一つの目安です。8号は直径約24cm、10号は約30cmです。

最初から大きすぎる鉢にせず、土の乾き方と根の育ち方を見ながら選びましょう。移動が必要な場合は、土と水を含めた重さも考えてください。

地植え

水はけがよく、雨の後に水がたまり続けない場所に植えます。建物やほかの植物に近づけすぎず、枝が広がる余地と風通しを確保します。

水やり

地植え

植え付け後、根付くまでは土の乾きに注意します。根付いた株でも、高温と乾燥が続き、土が乾いているときは、土深く水が浸透するまで十分に水を与えます。

猛暑が続く時期は、地植えでも水不足に注意しましょう。

鉢植え

普段は鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるまで十分に与えます。受け皿にたまった水は捨てましょう。

真夏は朝の涼しい時間帯に鉢土を確認し、日中の水切れに備えましょう。

暑くなる日や、日差し・風が強い日は、鉢土が乾きやすくなります。表面に多少湿り気が残っていても、日中に水切れしやすい鉢には、朝に十分な水を与えます。ただし、鉢土全体が十分にぬれている場合は、追加する必要はありません。

夕方にも確認し、土が乾いていたら追加します。

雨予報でも、鉢に十分な雨が入るとは限りません。予報だけで水やりを省かず、実際の鉢土の状態で判断しましょう。

肥料

以下は、当店のバラ用有機肥料「ローズサポーター」を使用する場合の目安です。ほかの肥料は、それぞれの使用方法に従ってください。株の大きさ、気温、土の状態に合わせて加減します。

地植え・樹高1m以上の成木

  • 1~2月:寒肥300g
  • 6月頃:一番花後150g
  • 9月頃:秋の追肥150g。暑さが続く場合や弱った株は、涼しくなり生育が戻ってから与えます。

年間使用量600gの場合、20kg入り7,500円で計算すると、バラ1株の年間肥料代は約230円です。送料・消費税込み。
※上記は地植え成木【樹高1m以上】の施肥例における計算です。小型の株や幼木は、株の大きさに合わせて減量してください。

鉢植え

3~6月と9~11月は、月1回程度を目安に与えます。7月・8月は原則として施肥を控えます。秋も、暑さが続く場合や株が弱っている場合は、再開を急がないでください。

  • 7号鉢:20g程度
  • 8号鉢:30~40g程度
  • 10号鉢:50~60g程度
  • 12号鉢:70~80g程度

▲バラ用有機肥料「ローズサポーター」の使い方・価格を見る


剪定・木立仕立て

スカーレットボニカは、低めの茂みにまとまる木立性のバラです。自然な丸みと横への広がりを生かして整えます。

○冬は株の形を整えます

東京では1月下旬から2月中旬頃が冬剪定の目安です。枯れた枝、傷んだ枝、細く弱い枝を取り除き、内側へ伸びる枝や交差する枝は、混み具合に合わせて整理します。

元気な成木は、株全体の高さをおおむね半分程度にすることが一つの目安です。外側の枝を少し低めにすると、丸みのある姿に整えやすくなります。すべての枝を同じ高さにそろえる必要はありません。

若く枝数が少ない株や、夏に葉を多く失って十分に育っていない株は、深く切らず、今の高さの約3分の2を残す程度の浅い剪定にします。著しく弱っている株は、枯れ枝の整理など必要最小限にとどめます。

○春は花を楽しんだあと、葉を多く残して切ります

房になって咲くため、先に咲き終わった花は、その花だけを切り取ります。房全体が咲き終わったら、花房の下で枝先を軽く切り戻しましょう。

花がらを切るときは、必ず「5枚葉の上」で切ろうとしなくても大丈夫です。元気な葉を多く残し、しっかりした芽の少し上で切ることを目安にしましょう。特に弱った株は、花のすぐ下で切る程度にとどめます。

○夏はつぼみを摘み、株の体力を保つ。

繰り返しよく咲く品種ですが、真夏に花を楽しむか休ませるかは、暑さと株の状態を見て判断します。水切れを繰り返す株や、葉が少ない株は、つぼみを摘んで回復を優先しましょう。

四季咲きのバラも、夏はつぼみを摘み、主に春と秋の花を楽しむ育て方がおすすめです。暑い夏に無理に咲かせず、株の体力を保って秋の花につなげましょう。

○夏剪定は株の体力に合わせます

夏剪定は、秋の開花時期をそろえるために枝先を切る作業です。すべての株に必要な作業ではありません。

東京では9月上旬が一つの目安ですが、その年の暑さや株の状態によって調整します。遅く切るほど、寒くなるまでに花が咲ききらないことがあります。

葉が多く元気な株は、必要に応じて枝先を5~7cmほど浅く切ります。低めにまとまる品種なので、秋に向けて株全体を大きく切り詰める必要はありません。

葉が少ない株や、暑さで弱っている株は、無理に剪定せず、回復を優先しましょう。

 

暑い夏を越すための工夫

  • 強い西日や鉢の高温を避けます。必要に応じて遮光ネット、外側にもう一つ鉢を置く二重鉢、土の表面を覆うマルチングなどを取り入れます。
  • 6月中旬頃から9月上旬頃までは、つぼみを摘んで花を咲かせず、株の負担を減らす方法もあります。四季咲きのバラでは実質的に春と秋の2季咲きになります。
  • 高温が続く7月・8月は原則として肥料を控え、無理に成長や開花を促さないようにします。
  • 枝葉が茂っても、暑い時期に一度に多くの葉を取り除かず、周囲の植物との間隔を確保して風通しを整えます。

夏には咲かせず、葉と根を守り、秋から翌春へつなげることを優先しましょう。 
 


スカーレットボニカの夏のお手入れと「ばら専科」

スカーレットボニカは、鮮やかな赤い房咲きの花と、病気への強さが魅力のバラです。夏の葉をできるだけ残して秋の花につなげるには、水切れ、強い西日、鉢の高温に注意しましょう。

まず大切なのは、水やり・日差し・風通しなど、バラが育ちやすい栽培環境を整えることです。

キトサン溶液「ばら専科」は、日々のお手入れとあわせてお使いいただける園芸用活力液です。

※「ばら専科」は農薬ではなく、病害虫を防除するための商品ではありません。

キトサン溶液「ばら専科」の夏のお手入れイメージ

夏のお手入れイメージ(AI制作画像・スカーレットボニカの品種写真ではありません)

完全・完璧を求めず、無理なくバラを楽しみましょう。

「ばら専科」は、頑張りすぎずにバラ栽培を楽しみたい方にお使いいただきたい園芸用活力液です。

 

ばら専科 1L|バラ約5株の方に

商品コード:1
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル1本
価格:3640円

 

ばら専科 1L×2本|バラ約10株の方に

商品コード:2
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル2本
価格:5400円


ばら専科 1L×3本|バラ約15株の方に

商品コード:3
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル3本
価格:7000円


 
※株数は商品選びの目安です。使用量は株の大きさや使用頻度によって変わります。希釈倍率・使用方法は商品案内をご確認ください。
 

ばら専科 1L×4本以上はこちらからご注文下さい

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