サントノーレの育て方|特徴・剪定・夏越し
サントノーレは、紫を帯びたピンクのカップ形の花と、個性的な香りを楽しめるフランス・デルバールのバラです。
花びらの縁にゆるやかな波が入り、丸みのある花姿になります。比較的コンパクトに育てられ、鉢植えや花壇で春から秋まで繰り返し花を楽しめます。
サントノーレ

サントノーレ@AC画像

サントノーレ@AC画像
タイプDのバラ |
タイプDの特徴
株には十分な生育力がありますが、夏の葉傷みを少なくして秋花につなげるには、少し管理のコツが必要です。
特に真夏の西日、水切れ、鉢の高温に注意します。
手入れが十分にできる方におすすめします。不十分ならうどんこ病・黒点病がでます。
初心者の方は、まずタイプA・B・Cから育て、バラ栽培に慣れてからタイプDに挑戦するのがおすすめです。
30秒で分かるサントノーレ
| 作出 | フランス・デルバール、2016年 |
|---|---|
| 系統 | シュラブ(S) |
| 花色 | ライラックピンク(紫を帯びたピンク) |
| 花の大きさ | 約6~8cm |
| 花形 | カップ咲き。花びらの縁に軽い波があります |
| 香り | 強香・アニス系。 |
| 開花性 | 四季咲き |
| 樹高・樹幅 | 樹高90~120cm。株間は80cm~1m程度を目安にします |
| 樹形 | 木立仕立てを基本にします |
| 向く仕立て | 鉢植え・地植え・花壇 |
| 育てやすさ | タイプD 夏の葉を保ち秋花につなげる管理をします。 |
良いところと注意点
良いところ
- 紫がかったピンクの花が、落ち着いた華やかさを添えます。
- 丸いカップ形と、波打つ花びらの表情を楽しめます。
- 花に顔を近づけて、アニスやミルラを思わせる香りを楽しめます。
- 鉢植えで楽しみやすい品種です。
育てる前に知っておきたいこと
香りの強さや花色は季節、気温、株の状態によって変わります。トゲが多いため、剪定や鉢の移動には手袋を使いましょう。
葉を一年中きれいに保つことだけを目標にせず、多少の葉傷みもバラの自然な姿として受け入れると、無理なく長く楽しめます。
サントノーレの育て方
植える場所
午前中を中心に4~6時間ほど日が当たり、風通しのよい場所が向きます。花つきを良くするには日照が必要ですが、東京の真夏に強い西日が長時間当たる場所では、葉や鉢が高温になりやすいため注意します。
成長した株の幅を考え、隣の木立バラとは80cm~1m程度の間隔を確保すると、風が通りやすくなります。
鉢植えと地植え
鉢植え
成株は8号から10号鉢が目安です。小さな苗は6号程度から始め、購入時の鉢の大きさと根の育ち方に合わせて鉢増しします。鉢が大きすぎると移動が負担になるため、長く管理できる大きさを選びましょう。
地植え
水はけがよく、雨の後に水がたまり続けない場所に植えます。建物やほかの植物に近づけすぎず、葉の周囲に風が通る余地を残します。
水やり
地植え
植え付け後、根付くまでは土の乾きに注意します。根付いた株でも、高温と乾燥が続き、土が乾いているときは十分に水を与えます。
鉢植え
鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるまで十分に与えます。真夏は朝の水やりを基本にし、夕方にも乾いている場合は、気温が下がってから追加します。
雨の予報だけで判断せず、実際に鉢土が湿っているかを確かめましょう。
ただし、真夏の鉢バラは別です。30℃以上の高温が予想される日は、朝の時点で鉢土に多少湿り気が残っていても、日中の水切れを防ぐため、朝の涼しい時間帯に十分な水を与えましょう。ただし、鉢土が過湿のまま乾かない場合は、排水や根の状態を確認します。
雨予報の日も実際の鉢土を確認し、雨だけでは足りない場合は朝に水を与えましょう。鉢の中まで水が届かない雨もあります。
夕方にも鉢土が乾いている場合は、気温が下がってから追加で与えます。
肥料
以下は、当店のバラ用有機肥料「ローズサポーター」を使用する場合の目安です。株の大きさ、気温、土の状態に合わせて加減してください。
地植え・樹高1m以上の成木
- 1~2月 寒肥300g
- 6月頃 一番花後150g
- 9月頃 秋の追肥150g
小型の株や幼木は、株の大きさに合わせて減量してください。
年間使用量600gの場合、20kg入り7,500円で計算すると、バラ1株の年間肥料代は約230円です。これですべて賄えます。送料・消費税込み。
鉢植え
3~6月と9~11月は、月の前半に月1回程度を目安に与えます。東京などで高温が続く7月・8月は原則として施肥を控え、株を休ませます。
- 7号鉢 20g程度
- 8号鉢 30~40g程度
- 10号鉢 50~60g程度
- 12号鉢 70~80g程度
剪定・木立仕立て
冬は株の形を整えます
東京では1月下旬から2月中旬頃が冬剪定の目安です。枯れた枝、傷んだ枝、細く弱い枝、内側へ伸びる枝、交差する枝を整理します。
木立仕立てでは、元気な成木の枝を、剪定前の長さのおおむね半分を残す程度に切り戻すことを目安にします。もともと低くまとまっている株は、無理に半分まで切らず、良い芽を残して整えます。
- 株がまだ若く、枝数が少ないとき
- 夏の高温や病気で葉を多く失い、株が十分に充実していないとき
このような場合には、剪定前の高さの3分の2程度を残す浅い剪定で済ませます。
すべての枝を同じ高さにそろえる必要はありません。弱っている株は深く切らず、株の状態に合わせて軽く整えます。
春の花後は浅く切り、葉を多く残します
春の花が終わった後は、花がらだけを取り除き、葉を残す方法もあります。「5枚葉」にこだわって深く切ると、必要な葉まで減らすことがあります。
枝を切る場合も、葉をできるだけ残すように浅く切ります。ただし、枯れた枝や傷んだ枝、著しく込み合う枝は、必要な範囲で整理します。
夏剪定は株の体力に合わせます
東京では9月上旬が一つの目安ですが、個人のバラ栽培では必須ではありません。暦だけで決めず、株の状態と気温を見て判断します。
葉が多く元気な株は、必要であれば枝先を5~7cmほど浅く切ります。葉が少ない株や暑さで弱っている株は剪定を見送り、冬まで株を休ませることを優先します。
9月中旬以降も暑さが続く年は、秋の開花をそろえることにこだわらず、無理に切らない選択もあります。
高温化した日本での夏越し
- 真夏は、朝の涼しい時間帯にたっぷりと水を与えます。30℃以上の高温が予想される日は、鉢土に多少湿り気が残っていても、日中の水切れを防ぐために朝の水やりを行いましょう。
- 強い西日や鉢の高温を避け、必要に応じて遮光、二重鉢、マルチングなどを行います。
- 6月中旬頃から9月上旬頃までは、つぼみを摘み、株を休ませる方法もあります。この方法では、四季咲きバラも春と秋を中心に咲かせる育て方になります。高温化した日本の夏は、バラにとって厳しい環境になりつつあります。
- 7月・8月は原則として肥料を控えます。日頃の管理とともに、キトサン溶液「ばら専科」を土壌灌水に使用し、夏の生育環境づくりに取り入れる方法もあります。
※「ばら専科」は農薬ではなく、病害虫を防除するための商品ではありません。
夏に花を咲かせ続けることより、葉と根を守り、秋から翌春へつなげることを優先します。
病気の葉があっても慌てないでください
病気にならないバラはありません。サントノーレも、栽培環境によって葉に病気が出たり、落葉したりすることがあります。
葉が数枚傷んでも、直ちに栽培の失敗ということではありません。
病気になった葉でも、緑色の部分が残っていれば光合成を行っています。病 葉は自然に落葉するまで枝につけたままにします。葉を取らないことが、株の生育を守ることにつながります。
病気が広がり、株の生育に影響する場合は、バラ用農薬を、ラベルに従って適切に使用してください。
サントノーレの夏管理に「ばら専科」
サントノーレの楽しみは、ライラックピンクの花と個性的な香りです。夏の葉をできるだけ残して秋につなげるには、真夏の水切れ、強い西日、鉢の高温などに注意します。
まず大切なのは、水やり・日差し・風通しなど、バラが育ちやすい栽培環境を整えることです。
キトサン溶液「ばら専科」は、こうした基本的な夏管理とあわせて、バラの生育環境づくりをサポートする園芸資材です。
※「ばら専科」は農薬ではなく、病害虫を防除するための商品ではありません。

キトサン溶液「ばら専科」でバラの夏管理@AI制作画像
夏の水切れや強すぎる日差しに注意しながら育てる日常的な夏管理の一つとしてご利用ください。
完全・完璧を求めず、無理なくバラを楽しみましょう。
キトサン溶液「ばら専科」は、頑張りすぎないバラ栽培を楽しみたいあなたのための園芸用活力液です。
ばら専科 1L|バラ約5株の方に
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル1本
価格:3640円
ばら専科 1L×2本|バラ約10株の方に
商品コード:2
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル2本
価格:5400円
ばら専科 1L×3本|バラ約15株の方に
商品コード:3
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル3本
価格:7000円
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