木立性のサマー スノーの育て方|特徴・剪定・夏越し
木立性のサマー スノーは、白い花を房状に咲かせる小型のフロリバンダローズです。
低くまとまり、枝が横へ広がる樹形で、鉢植えや花壇の手前に向きます。白い花と明るい緑色の葉を楽しめる品種です。
このページは木立性・四季咲きのサマー スノーについての説明です。長く枝を伸ばす「つるサマー スノー」とは、樹形・開花性・剪定方法が異なります。購入時は木立性かどうかを確認しましょう。
サマー スノー

木立性サマー スノー@AC画像

木立性サマー スノー@AC画像
タイプDのバラ |
タイプDの特徴
株には十分な生育力がありますが、夏の葉傷みを少なくして秋花につなげるには、少し管理のコツが必要です。
特に真夏の西日、水切れ、鉢の高温に注意します。
手入れが十分にできる方におすすめします。不十分ならうどんこ病・黒点病がでます。
初心者の方は、まずタイプA・B・Cから育て、バラ栽培に慣れてからタイプDに挑戦するのがおすすめです。
30秒で分かるサマー スノー
| 作出 | アメリカ・Charles H. Perkins、1938年 |
|---|---|
| 系統 | フロリバンダ(FL) |
| 花色 | 白 |
| 花の大きさ | 約6cm |
| 花形 | 八重咲き・房咲き |
| 香り | 控えめ |
| 開花性 | 四季咲き |
| 樹高・樹幅 | 樹高約60~90cm。株間80㎝以上 |
| 樹形 | 木立性・横張り~半横張り |
| 向く仕立て | 鉢植え・地植え・花壇 |
| 育てやすさ | タイプD 夏の葉を保ち、秋の開花につなげるには、水切れ・鉢の高温・病気への配慮が必要です。 |
良いところと注意点
良いところ
- 白い花が房になって咲き、春の開花時には株全体が明るく見えます。
- 花数が多く、花壇でも鉢植えでも華やかな景色をつくれます。
- 白花なので、さまざまな花色や建物の外観に合わせやすい品種です。
- 樹高が低めで、花壇の手前や鉢植えで花を身近に楽しめます。
育てる前に知っておきたいこと
香りは控えめです。高温期には花が小さくなったり、栽培環境によって病気で葉を落としたりすることがあります。
葉を一年中きれいに保つことだけを目標にせず、多少の葉傷みもバラの自然な姿として受け入れると、無理なく長く楽しめます。
サマー スノーの育て方
植える場所
午前中を中心に4~6時間ほど日が当たり、風通しのよい場所が向きます。花つきを良くするには日照が必要ですが、東京の真夏に強い西日が長時間当たる場所では、葉や鉢が高温になりやすいため注意します。
成長した株の幅を考え、隣の木立バラとは80cm~1m程度の間隔を確保すると、風が通りやすくなります。
鉢植えと地植え
鉢植え
成株では8号鉢前後を一つの目安にし、根の張り方や水切れの頻度に応じて10号鉢も検討します。小さな苗は6号鉢程度から始め、株の成長に合わせて植え替えます。鉢が大きすぎると移動が負担になるため、長く管理できる大きさを選びましょう。
地植え
水はけがよく、雨の後に水がたまり続けない場所に植えます。建物やほかの植物に近づけすぎず、葉の周囲に風が通る余地を残します。
水やり
地植え
植え付け後、根付くまでは土の乾きに注意します。根付いた株でも、高温と乾燥が続き、土が乾いているときは十分に水を与えます。
鉢植え
鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるまで十分に与えます。真夏は朝の水やりを基本にし、夕方にも乾いている場合は、気温が下がってから追加します。
雨の予報だけで判断せず、実際に鉢土が湿っているかを確かめましょう。
ただし、真夏の鉢バラは別です。30℃以上の高温が予想される日は、朝の時点で鉢土に多少湿り気が残っていても、日中の水切れを防ぐため、朝の涼しい時間帯に十分な水を与えましょう。鉢土全体が水を含み、乾かない状態では、追加の水より排水の確認を優先します。
雨の予報でも、まだ鉢土に十分な雨が入っていなければ、朝の水やりを行います。すでに鉢土全体が十分に湿っている場合は、排水と乾き具合を確認して判断します。
夕方にも鉢土が乾いている場合は、気温が下がってから追加で与えます。
肥料
木立性サマー スノーは樹高60~90cm程度の小型品種です。下記の地植え用600gは大きな成木を想定した計算例で、本品種すべてに同量が必要なわけではありません。
以下は、当店のバラ用有機肥料「ローズサポーター」を使用する場合の目安です。株の大きさ、気温、土の状態に合わせて加減してください。
地植え・大きく育った成木に使う施肥例
- 1~2月 寒肥300g
- 6月頃 一番花後150g
- 9月頃 秋の追肥150g
木立性のサマースノーなどの小型の株や幼木は、株の大きさに合わせて減量してください。
年間使用量600gの場合、20kg入り7,500円で計算すると、バラ1株の年間肥料代は約230円です。これですべて賄えます。送料・消費税込み。
鉢植え
3~6月と9~11月は、月の前半に月1回程度を目安に与えます。東京などで高温が続く7月・8月は原則として施肥を控え、株を休ませます。
- 7号鉢 20g程度
- 8号鉢 30~40g程度
- 10号鉢 50~60g程度
- 12号鉢 70~80g程度
剪定・木立仕立て
冬は株の形を整えます
東京では1月下旬から2月中旬頃が冬剪定の目安です。枯れた枝、傷んだ枝、細く弱い枝、内側へ伸びる枝、交差する枝を整理します。
元気な成木は、枝の充実度を見ながら、株の高さをおおむね半分~3分の2程度残すことを目安に整えます。低く切りすぎないようにします。
- 株がまだ若く、枝数が少ないとき
- 夏の高温や病気で葉を多く失い、株が十分に充実していないとき
には高さを3分の2程度の浅い剪定で済ませます。
すべての枝を同じ高さにそろえる必要はありません。弱っている株は深く切らず、株の状態に合わせて軽く整えます。
春の花後は浅く切り、葉を多く残します
春の花が終わった後は、花がらだけを取り除き、葉を残す方法もあります。「5枚葉」にこだわって深く切ると、必要な葉まで減らすことがあります。
枝を切る場合も、葉をできるだけ残すように浅く切ります。ただし、枯れた枝や傷んだ枝、著しく込み合う枝は、必要な範囲で整理します。
夏剪定は株の体力に合わせます
東京では9月上旬が一つの目安ですが、個人のバラ栽培では必須ではありません。暦だけで決めず、株の状態と気温を見て判断します。
葉が多く元気な株は、必要であれば枝先を5~7cmほど浅く切ります。葉が少ない株や暑さで弱っている株は剪定を見送り、冬まで株を休ませることを優先します。
9月中旬以降も暑さが続く年は、秋の開花をそろえることにこだわらず、無理に切らない選択もあります。
高温化した日本での夏越し
- 真夏は、朝の涼しい時間帯にたっぷりと水を与えます。30℃以上の高温が予想され、鉢土が過湿になっていない日は、鉢土に多少湿り気が残っていても、日中の水切れを防ぐために朝の水やりを行いましょう。
- 強い西日や鉢の高温を避け、必要に応じて遮光、二重鉢、マルチングなどを行います。
- 6月中旬頃から9月上旬頃までは、つぼみを摘み、株を休ませる方法もあります。この方法では、四季咲きバラも春と秋を中心に咲かせる育て方になります。高温化した日本の夏は、バラにとって厳しい環境になりつつあります。
- 7月・8月は原則として肥料を控えます。日頃の管理とともに、キトサン溶液「ばら専科」を土壌灌水に使用し、夏の生育環境づくりに取り入れる方法もあります。
※「ばら専科」は農薬ではなく、病害虫を防除するための商品ではありません。
夏に花を咲かせ続けることより、葉と根を守り、秋から翌春へつなげることを優先します。
病気の葉があっても慌てないでください
病気にならないバラはありません。サマー スノーも、栽培環境によって黒点病やうどんこ病が出ることがあります。
葉が数枚傷んでも、直ちに栽培の失敗ということではありません。
病気になった葉でも、緑色の部分が残っていれば光合成を行っています。病斑の葉を一律に取り除くと、葉が不足することがあります。自然に落葉するのを待ちます。
病気が広がり、株の生育に影響する場合は、バラ用農薬を、ラベルに従って適切に使用してください。
サマー スノーの夏管理に「ばら専科」
木立性サマー スノーは、白い房咲きの花を低い位置で楽しめるバラです。夏の葉をできるだけ残して秋につなげるには、真夏の水切れ、強い西日、鉢の高温などに注意します。
まず大切なのは、水やり・日差し・風通しなど、バラが育ちやすい栽培環境を整えることです。
キトサン溶液「ばら専科」は、こうした基本的な夏管理とあわせて、バラの生育環境づくりをサポートする園芸資材です。
※「ばら専科」は農薬ではなく、病害虫を防除するための商品ではありません。

キトサン溶液「ばら専科」でバラの夏管理@AI制作画像
夏の水切れや強すぎる日差しに注意しながら育てる日常的な夏管理の一つとしてご利用ください。
完全・完璧を求めず、無理なくバラを楽しみましょう。
キトサン溶液「ばら専科」は、頑張りすぎないバラ栽培を楽しみたいあなたのための園芸用活力液です。
ばら専科 1L|バラ約5株の方に
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル1本
価格:3640円
ばら専科 1L×2本|バラ約10株の方に
商品コード:2
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル2本
価格:5400円
ばら専科 1L×3本|バラ約15株の方に
商品コード:3
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル3本
価格:7000円
ばら専科 1L×4本以上はこちらからご注文下さい
お電話でもご注文いただけます
0120-800-615
(通話料無料)
▲ページ上部へもどる