クードゥクール
クードゥクールは、青みを帯びたグレーから藤色へと移ろう花弁に、赤紫色の「アイ」が入る、個性的な四季咲きの木立バラです。
春は青みがかったグレー地に赤紫色のアイ、気温が下がる晩秋には藤色地に赤紫色のアイとなり、季節によって異なる表情を楽しめます。
花弁の先とアイの先端がすっと尖る珍しい宝珠弁咲き。中輪の花が房になって咲き、繊細で涼しげな花色とシャープな花形が、このバラならではの魅力です。
このページでは、クードゥクールの特徴から、肥料、水やり、剪定、近年の暑い日本に合わせた夏越しまで、育て方を詳しくご紹介します。
クードゥクール

クードゥクール@ac画像
クードゥクールはタイプBのバラです。 |
タイプBの特徴
病気に強く、初心者にも育てやすいタイプです。
農薬を使わない栽培にも取り組みやすいバラです。
タイプA:できるだけ手間をかけずに育てたい方向き
タイプB:少し手をかけながら、きれいに育てたい方向き
30秒で分かるクードゥクール
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 系統 | フロリバンダ(FL) |
| 作出 | 京成バラ園芸・日本・2020年 |
| 花色 | 青みがかったグレー~藤色、赤紫色のアイ |
| 花の大きさ | 中輪・約6cm |
| 花形 | 宝珠弁咲き・房咲き |
| 香り | 微香・ティーにグリーン系 |
| 開花性 | 四季咲き |
| 樹高・樹幅 | 樹高約90~120cm |
| 樹形 | 木立性・横張りタイプ |
| 仕立て方 | 鉢植え・地植え・花壇 |
| 育てやすさ | タイプB・初心者にもおすすめ |
クードゥクールの魅力
最大の魅力は、ほかのバラではあまり見られない、涼しげな花色と赤紫色のアイの組み合わせです。
春は青みを帯びたグレー、気温が下がる晩秋には藤色が強くなり、同じ株でも季節によって花の印象が変化します。
さらに、花弁の先がすっと尖った宝珠弁咲きと、花の中心に入る赤紫色のアイが重なり、どこか神秘的でシャープな表情を見せます。
一輪だけを見る美しさだけでなく、中輪の花が房になって咲くため、株全体でも楽しめます。
育てる前に知っておきたいこと
クードゥクールは樹勢が強く、比較的育てやすい木立バラです。
花つきがよく、四季咲き性があるため、春だけでなく秋の花も楽しめます。
香りは微香なので、強い香りを楽しむバラというより、珍しい花色・花形・アイの美しさを楽しむ品種と考えるとよいでしょう。
また、気温によって花色が変化するため、春と晩秋では違った表情を楽しめることも、このバラの大きな魅力です。
鉢植え・地植えのどちらでも育てられます
クードゥクールは、フロリバンダ系の木立バラです。
樹高はおおむね90~120cm程度。横方向にも枝を伸ばしますが、比較的まとまりやすく、鉢植えでも地植えでも育てられます。
株元に近い位置からも花を咲かせやすいため、花壇の前方や鉢植えにも向いています。
育て方
○ 水やり
地植え
昔は、地植えのバラは雨だけでも育つとされてきました。
しかし猛暑が続く現在は、雨が少なく土が乾いているときには、地植えでも水分不足になることがあります。
高温・乾燥が続くときは、地植えのバラにも十分な水を与えましょう。
鉢植え
真夏は朝の水やりを基本にし、鉢底から十分に水が流れるまで与えます。
乾燥が強い日は、数分後にもう一度与えてもよいでしょう。夕方に鉢土が乾いている場合は、気温が下がってから追加します。
雨予報の日でも、鉢土が乾いていれば水を与えます。
○ 肥料
夏は高温によって根の活動が低下します。また土が乾燥すると、肥料が根の負担になることがあります。
そのため、7月・8月の高温期は肥料を与えず、株を休ませます。
以下は、当店販売の有機バラ肥料「ローズサポーター」を使用する場合の目安です。
地植え・樹高1m以上の成木
- 1~2月 寒肥 300g
- 6月頃 一番花後 150g
- 9月頃 秋の追肥 150g
小型のバラ・幼木期のバラは減量してください。
樹高1m以上の成木のバラなら、1株あたりの年間肥料代は約230円が目安です。
※ローズサポーター20kgをご購入の場合。
鉢植え
3月・4月・5月・6月・9月・10月・11月は、月の前半に月1回程度を目安に、鉢の大きさに合わせて与えます。
ただし、7月・8月の高温期は休ませます。
- 7号鉢 20g程度
- 8号鉢 30~40g程度
- 10号鉢 50~60g程度
- 12号鉢 70~80g程度
剪定(仕立て方)
木立仕立て
冬は前年に伸びた枝を1/2程度を目安に切り戻し、枯れ枝、細い枝、内向きの枝、交差する枝などを整理します。
春から秋は花後に浅く切り、元気な葉をできるだけ残します。
9月になっても暑さが続く年や、夏に葉を多く落とした株では、秋剪定は軽めにします。株の回復を優先し、無理に深く切り戻さないようにしましょう。
猛暑時代のバラの夏越し
これからのバラ栽培では、夏に無理に花を咲かせるより、株と葉を守って秋につなぐことを大切にします。
1.7月・8月は休ませる
猛暑の時期は蕾を早めに摘み、特に若い株や夏に弱っている株では、無理に花を咲かせません。
2.元気な葉を残す
7~8月は強く剪定せず、元気な葉をできるだけ残します。
3.真夏の強すぎる日差しと鉢の高温に注意
クードゥクールは暑さにも比較的強い品種ですが、真夏の強い西日や水切れ、鉢の高温には注意します。
西日が強く葉傷みが続く場所では、午後の強い日差しを遮光ネットなどで和らげる方法もあります。
鉢植えでは、可能であれば朝は日が当たり、午後は明るい半日陰になる場所が夏越しには適しています。
クードゥクールの夏管理に「ばら専科」
クードゥクールは比較的育てやすい品種ですが、真夏は水切れ、西日、鉢の高温などに注意します。
まずは水やり、日差し、風通しなど、バラが育ちやすい栽培環境を整えることが大切です。
キトサン溶液「ばら専科」は、こうした基本管理とあわせて、バラの生育環境づくりをサポートする園芸資材です。
※「ばら専科」は農薬ではありません。

キトサン溶液「ばら専科」でバラの夏管理@AI制作画像
クードゥクールの日常的な夏管理の一つとしてご利用ください。
ばら専科 1L|バラ約5株の方に
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル1本
価格:3640円
ばら専科 1L×2本|バラ約10株の方に
商品コード:2
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル2本
価格:5400円
ばら専科 1L×3本|バラ約15株の方に
商品コード:3
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル3本
価格:7000円
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