カミーユ・ピサロ
カミーユ・ピサロは、黄色やクリーム色を基調に、赤、ローズピンク、白などが絵筆で描いたように入り混じる、華やかな絞り花の四季咲きバラです。
最大の魅力は、一輪ごとに絞り模様が異なること。同じ株に咲いた花でも、黄色が多い花、赤やピンクが鮮やかに現れる花など、それぞれ違った表情を見せます。
咲き進むにつれて黄色はやわらかなクリーム色へ、赤い絞りはラズベリーピンクへと変化し、一輪の中でも花色の移ろいを楽しめます。
このページでは、カミーユ・ピサロの特徴から、肥料、水やり、剪定、近年の暑い日本に合わせた夏越しまで、育て方を詳しくご紹介します。
カミーユ・ピサロ

カミーユ・ピサロ@ac画像
カミーユ・ピサロはタイプDのバラ |
タイプDの特徴
株には十分な生育力がありますが、夏の葉傷みを少なくして秋花につなげるには、少し管理のコツが必要です。
特に真夏の西日、水切れ、鉢の高温に注意します。
初心者の方は、まずタイプA・B・Cから育て、慣れてからタイプDに挑戦するのがおすすめです。
30秒で分かるカミーユ・ピサロ
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 系統 | フロリバンダ(FL) |
| 作出 | デルバール(フランス)・1996年 |
| 花色 | 黄・クリーム・白の地に赤~ローズピンクの絞り |
| 花の大きさ | 約6~8cm |
| 花形 | 丸弁高芯咲き |
| 香り | 中香 |
| 開花性 | 四季咲き |
| 樹高・樹幅 | 樹高約100cm・樹幅約80cm |
| 樹形 | コンパクトな木立性 |
| 仕立て方 | 鉢植え・地植え・花壇 |
| 育てやすさ | タイプD・夏の葉傷みを少なくする管理に少しコツが必要 |
カミーユ・ピサロの魅力
カミーユ・ピサロ最大の魅力は、まるで絵筆で色を重ねたような華やかな絞り模様です。
黄色、クリーム色、白、赤、ローズピンクなどが一輪の中に入り混じり、しかも同じ模様の花はほとんどありません
。
咲き始めは黄色と赤のコントラストが鮮やかで、咲き進むと黄色はクリーム色へ、赤はやわらかなラズベリーピンクへと変化します。
一輪の完成された花形を見るというより、株全体に広がる色彩と、一輪ごとに異なる花模様を楽しみたい方におすすめのバラです。
育てる前に知っておきたいこと
カミーユ・ピサロは四季咲き性があり、春から秋まで繰り返し花を楽しめます。
花色や絞り模様は、季節、気温、日照などによって変化します。春と秋では花の印象が異なることも、この品種ならではの楽しみです。
コンパクトな木立性で鉢植えにも向きますが、夏の高温、水切れ、強い西日には注意します。
多少の葉傷みだけで株全体がだめになったと考えず、夏は無理をさせず秋の回復につなげましょう。
鉢植え・地植えのどちらでも育てられます
カミーユ・ピサロは、比較的コンパクトにまとまる木立バラです。
樹高はおおむね100cm、樹幅80cm程度が目安で、鉢植えでも地植えでも育てられます。
地植えの場合、株間は80cm程度を目安にします。
育て方
○ 水やり
地植え
昔は、地植えのバラは雨だけでも育つとされてきました。
しかし猛暑が続く現在は、雨が少なく土が乾いているときには、地植えでも水分不足になることがあります。
高温・乾燥が続くときは、地植えのバラにも十分な水を与えましょう。
鉢植え
真夏は朝の水やりを基本にし、鉢底から十分に水が流れるまで与えます。
乾燥が強い日は、数分後にもう一度与えてもよいでしょう。夕方に鉢土が乾いている場合は、気温が下がってから追加します。
雨予報の日でも、鉢土が乾いていれば水を与えます。
○ 肥料
夏は高温によって根の活動が低下します。また土が乾燥すると、肥料が根の負担になることがあります。
そのため、7月・8月の高温期は肥料を与えず、株を休ませます。
以下は、当店販売の有機バラ肥料「ローズサポーター」を使用する場合の目安です。
地植え・樹高1m以上の成木
- 1~2月 寒肥 300g
- 6月頃 一番花後 150g
- 9月頃 秋の追肥 150g
小型のバラ・幼木期のバラは減量してください。
樹高1m以上の成木のバラなら、1株あたりの年間肥料代は約230円が目安です。
※ローズサポーター20kgをご購入の場合。
鉢植え
3月・4月・5月・6月・9月・10月・11月は、月の前半に月1回程度を目安に、鉢の大きさに合わせて与えます。
ただし、7月・8月の高温期は休ませます。
- 7号鉢 20g程度
- 8号鉢 30~40g程度
- 10号鉢 50~60g程度
- 12号鉢 70~80g程度
剪定(仕立て方)
木立仕立て
冬は前年に伸びた枝を1/2程度を目安に切り戻し、枯れ枝、細い枝、内向きの枝、交差する枝などを整理します。
春から秋は花後に浅く切り、元気な葉をできるだけ残します。房咲きになった場合は、花房全体が咲き終わってから花房の下で切ります。
9月になっても暑さが続く年や、夏に葉を多く落とした株では、秋剪定は軽めにします。株の回復を優先し、無理に深く切り戻さないようにしましょう。
猛暑時代のバラの夏越し
これからのバラ栽培では、夏に無理に花を咲かせるより、株と葉を守って秋につなぐことを大切にします。
1.7月・8月は休ませる
猛暑の時期は蕾を早めに摘み、特に若い株や夏に弱っている株では、無理に花を咲かせません。
2.元気な葉を残す
7~8月は強く剪定せず、元気な葉をできるだけ残します。
3.真夏の強すぎる日差しと鉢の高温に注意
西日が強く葉傷みが続く場所では、午後の強い日差しを遮光ネットなどで和らげる方法もあります。
鉢植えでは、可能であれば朝は日が当たり、午後は明るい半日陰になる場所が夏越しには適しています。
カミーユ・ピサロの夏管理に「ばら専科」
タイプDのカミーユ・ピサロは、夏の葉をできるだけ残し、秋につなげる管理を大切にします。
水切れ、西日、鉢の高温に注意しながら、日常の夏管理の一つとしてキトサン溶液「ばら専科」もご利用いただけます。
「ばら専科」は、バラの生育環境づくりをサポートする園芸資材です。
※農薬ではなく、病害虫を防除するための商品ではありません。

キトサン溶液「ばら専科」でバラの夏管理@AI制作画像
カミーユ・ピサロの日常的な夏管理の一つとしてご利用ください。
ばら専科 1L|バラ約5株の方に
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル1本
価格:3640円
ばら専科 1L×2本|バラ約10株の方に
商品コード:2
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル2本
価格:5400円
ばら専科 1L×3本|バラ約15株の方に
商品コード:3
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル3本
価格:7000円
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