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ザ・マッカートニー・ローズの育て方|特徴・剪定・夏越し

ザ・マッカートニー・ローズは、ローズピンクの大きな花と、豊かな香りが魅力の木立バラです。ハイブリッドティーに分類され、整った大輪の花を楽しめます。

ポール・マッカートニー氏に捧げられた、フランス・メイアン作出の品種です。庭で咲かせるだけでなく、切り花にして室内で香りを楽しむのにも向いています。

四季咲きですが、真夏はつぼみを摘み、春と秋を中心に花を楽しむ育て方もできます。生育力のある品種でも、水切れや鉢の高温には注意しましょう。
 

 

タイプCのバラ

タイプCの特徴

生育力があり、夏の暑さや病気で葉が傷んでも、新しい枝葉を伸ばして回復しやすいタイプです。

病気に特に強いとは言えませんが、多少の葉傷みを気にしすぎない方なら、株の回復を見守りながら花を楽しめます。

水切れや鉢の高温に注意し、株が弱っている間は花を休ませましょう。

※タイプA・B・C・Dは、清水園芸店独自の育てやすさ分類です。耐病性・耐暑性の2点より判断しています。

ザ・マッカートニーローズ

ザ・マッカートニーローズ バラ

ザ・マッカートニーローズ@画像

ザ・マッカートニーローズ バラ

ザ・マッカートニーローズ@画像

30秒で分かるザ・マッカートニー・ローズ

作出フランス・メイアン、1991年
系統ハイブリッドティー(HT)
花色ローズピンク。花びらの裏は濃い色合いです。
花の大きさ約11~12cm
花形大輪の八重咲き。ひと枝に1輪、または数輪咲きます。
香り強香。花姿とともに豊かな香りを楽しめます。
開花性四季咲き。夏に休ませる場合は春と秋を中心に楽しみます。
樹高・樹幅樹高約120~150cm。株間100㎝。
樹形木立性。枝を伸ばして育ちます。
向く栽培方法鉢植え・地植え・切り花
育てやすさタイプC
生育力を生かし、多少の葉傷みがあっても株の回復を見守りながら育てます。

 

良いところと注意点

良いところ

  • ローズピンクの大きな花が咲き、一輪でも存在感があります。
  • 豊かな香りがあり、庭でも切り花でも楽しめます。
  • 四季咲きで、春の花後も繰り返し開花します。
  • 鉢植えでも地植えでも育てられます。

病気に強く育てやすいと紹介される品種ですが、黒点病などが出ないわけではありません。日当たりと風通しを確保し、葉の状態を見ながら育てましょう。

注意点

黒点病が出てもだいじょぶ。慌てて葉を取りすぎないようにしましょう。

○葉に黒い斑点が出ても、「枯れてしまう」と心配する必要はありません。元気な株なら、一部の葉が落ちても、新しい葉を出して再び花を咲かせるでしょう。
 
○夏の水やりだけで精いっぱいで、ほかの手入れに手が回らないなら、株数を減らすことも考えてみましょう。無理なく世話できる数にすると、一株ずつ様子を見る余裕が生まれ、小さな変化にも気づきやすくなります。

 ○黒い斑点を見つけるたびに葉を取ると、株が丸裸になってしまうことがあります。 緑の部分が残っている葉は、光合成で株を支えています。自然に落ちるまで残すのも一つの方法です。ただし、落ちた病葉はこまめに拾って処分しましょう。


育て方

植える場所

午前中を中心に4~6時間ほど日が当たり、風通しのよい場所を目安にします。大輪の花を繰り返し咲かせるには、十分な日照が大切です。

真夏に強い西日が長時間当たる場所では、葉や鉢が高温になりやすいため注意します。鉢植えでは、鉢の側面に直射日光が当たり続けない工夫も取り入れましょう。

隣の木立バラとは、株の中心から中心まで80cm~1m程度を目安に間隔を取ります。成長して枝葉が重なる場合は、さらに間隔を広げ、風が通る余地を残しましょう。

鉢植えと地植え

鉢植え

苗の根鉢に合う鉢から始め、成長に合わせて植え替えます。ザ・マッカートニー・ローズは枝を伸ばして育つため、成長した株では10号鉢前後を一つの目安にします。10号鉢は直径約30cmです。

8号鉢で育てる場合は、根詰まりや夏の水切れに注意します。鉢の大きさは、土の乾き方、根の育ち方、無理なく扱える重さを考えて選びましょう。

大きな花をつけた枝が風で揺れる場合は、支柱で軽く支えます。

地植え

水はけがよく、雨の後に水がたまり続けない場所に植えます。建物やほかの植物に近づけすぎず、枝を伸ばせる広さと風通しを確保しましょう。

水やり

地植え

植え付け後、根付くまでは土の乾きに注意します。根付いた株でも、高温と乾燥が続き、土が乾いているときは、土深く水が浸透するまで十分に水を与えます。

猛暑が続く時期は、地植えでも水不足に注意しましょう。

鉢植え

普段は鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるまで十分に与えます。受け皿にたまった水は捨てましょう。

真夏は朝の涼しい時間帯に鉢土を確認し、日中の水切れに備えましょう。

暑くなる日や、日差し・風が強い日は、鉢土が乾きやすくなります。表面に多少湿り気が残っていても、日中に水切れしやすい鉢には、朝に十分な水を与えます。ただし、鉢土全体が十分にぬれている場合は、追加する必要はありません。

夕方にも確認し、土が乾いていたら追加します。

雨予報でも、鉢に十分な雨が入るとは限りません。予報だけで水やりを省かず、実際の鉢土の状態で判断しましょう。

肥料

以下は、当店のバラ用有機肥料「ローズサポーター」を使用する場合の目安です。ほかの肥料は、それぞれの使用方法に従ってください。株の大きさ、気温、土の状態に合わせて加減します。

地植え・樹高1m以上の成木

  • 1~2月:寒肥300g
  • 6月頃:一番花後150g
  • 9月頃:秋の追肥150g。暑さが続く場合や弱った株は、涼しくなり生育が戻ってから与えます。

年間使用量600gの場合、20kg入り7,500円で計算すると、バラ1株の年間肥料代は約230円です。送料・消費税込み。
※上記は地植え成木【樹高1m以上】の施肥例における計算です。小型の株や幼木は、株の大きさに合わせて減量してください。

鉢植え

3~6月と9~11月は、月1回程度を目安に与えます。7月・8月は原則として施肥を控えます。秋も、暑さが続く場合や株が弱っている場合は、再開を急がないでください。

  • 7号鉢:20g程度
  • 8号鉢:30~40g程度
  • 10号鉢:50~60g程度
  • 12号鉢:70~80g程度

▲バラ用有機肥料「ローズサポーター」の使い方・価格を見る


剪定・木立仕立て

冬は株の形を整えます

ザ・マッカートニー・ローズは、つるとして誘引するのではなく、木立バラとして剪定して育てます。東京では1月下旬から2月中旬頃が冬剪定の目安です。

枯れた枝、傷んだ枝、細く弱い枝を取り除き、内側へ伸びる枝や交差する枝は、混み具合に合わせて整理します。大きな花を支えられる、しっかりした枝を残しましょう。

元気な成木は、株全体の高さをおおむね半分程度にすることが一つの目安です。すべての枝を同じ高さにそろえる必要はありません。

若く枝数が少ない株や、夏に葉を多く失って十分に育っていない株は、深く切らず、今の高さの約3分の2を残す程度の浅い剪定にします。著しく弱っている株は、枯れ枝の整理など必要最小限にとどめます。

春は花を楽しんだあと、葉を多く残して切ります

咲き終わった花は、実や種づくりに養分を使わせないよう、早めに切り取りましょう。7分咲きで切って室内で香りを楽しむ方法もありますが、必ずその段階で切る必要はありません。

切り花にする場合も、枝を長く切りすぎず、株に元気な葉を十分に残します。

花がらを切るときは、必ず「5枚葉の上」で切ろうとしなくても大丈夫です。元気な葉を多く残し、しっかりした芽の少し上で切ることを目安にしましょう。特に弱った株は、花のすぐ下で切る程度にとどめます。

夏剪定は株の体力に合わせます

夏剪定は、秋の開花時期をそろえるために枝先を切る作業です。すべての株に必要な作業ではありません。

東京では9月上旬が一つの目安ですが、その年の暑さや株の状態によって調整します。遅く切るほど、寒くなるまでに花が咲ききらないことがあります。

葉が多く元気な株は、必要に応じて枝先を5~7cmほど浅く切ります。これは葉を多く残すための軽い剪定の目安です。

葉が少ない株や、暑さで弱っている株は、無理に剪定せず、回復を優先しましょう。

 

暑い夏を越すための工夫

  • 強い西日や鉢の高温を避けます。必要に応じて遮光ネット、外側にもう一つ鉢を置く二重鉢、土の表面を覆うマルチングなどを取り入れます。
  • 6月中旬頃から9月上旬頃までは、つぼみを摘んで花を咲かせず、株の負担を減らす方法もあります。四季咲きですが、この育て方では実質的に春と秋の2季咲きになります。
  • 高温が続く7月・8月は原則として肥料を控え、無理に成長や開花を促さないようにします。

大輪の花と香りは、春と秋にゆっくり楽しみましょう。夏の花を休ませても、葉や根が必ず傷まなくなるわけではないため、水やりと鉢の温度への配慮を続けます。

夏には咲かせず、葉と根を守り、秋から翌春へつなげることを優先しましょう。 
 


ザ・マッカートニー・ローズの夏のお手入れと「ばら専科」

ザ・マッカートニー・ローズは、ローズピンクの大輪と豊かな香りが魅力のバラです。夏の葉をできるだけ残して秋の花につなげるには、水切れ、強い西日、鉢の高温に注意しましょう。

まず大切なのは、水やり・日差し・風通しなど、バラが育ちやすい栽培環境を整えることです。

キトサン溶液「ばら専科」は、日々のお手入れとあわせてお使いいただける園芸用活力液です。

※「ばら専科」は農薬ではなく、病害虫を防除するための商品ではありません。

キトサン溶液「ばら専科」の夏のお手入れイメージ

夏のお手入れイメージ(AI制作画像・品種写真ではありません)

完全・完璧を求めず、無理なくバラを楽しみましょう。

「ばら専科」は、頑張りすぎずにバラ栽培を楽しみたい方にお使いいただきたい園芸用活力液です。

 

ばら専科 1L|バラ約5株の方に

商品コード:1
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル1本
価格:3640円

 

ばら専科 1L×2本|バラ約10株の方に

商品コード:2
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル2本
価格:5400円


ばら専科 1L×3本|バラ約15株の方に

商品コード:3
商品名:キトサン溶液「ばら専科」1リットル3本
価格:7000円


 
 
 ※株数は商品選びの目安です。使用量は株の大きさや使用頻度によって変わります。希釈倍率・使用方法は商品案内をご確認ください。
 

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